Cosminexus V9 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド

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付録E.3 Management ServerがCTMに自動で設定する内容

CTMデーモンの起動コマンド(ctmstart)の,CTMの設定に関するオプションに,Management Serverが自動的に設定する内容を次の表に示します。

表E-4 Management Serverが自動的に設定する内容(CTMの場合)

起動コマンド オプション
ctmstart -CTMMyHost <「論理サーバの構成定義」でCTMを定義したホストのIPアドレス>
-CTMClientConnectCount<CTMレギュレータプロセス数+OTMゲートウェイプロセス数>※1
-Dvbroker.orb.isNTService= true※2

注※1
CTMレギュレータプロセス数とOTMゲートウェイプロセス数の合計が256未満の場合には,-CTMClientConnectCountオプションの設定値は256になります。
実際のCTMレギュレータプロセス数とOTMゲートウェイプロセス数の合計より大きい値が設定されるため,CTM起動時に確保される共用メモリのサイズは,06-00から移行した場合は,デフォルトで303,808バイト増加します。また,06-50および06-51から移行した場合は,デフォルトで359,040バイト増加します。なお,06-70以降から移行した場合は,共用メモリのサイズに増加はありません。

注※2
Windowsの場合に設定されます。