Cosminexus V9 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド

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付録A.1 セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

セットアップウィザードでパラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタのうち,論理Webサーバに設定されるパラメタについて次の表に示します。パラメタの詳細については,マニュアル「アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」の「4.13 論理Webサーバで指定できるパラメタ」を参照してください。

表A-1 パラメタの省略値と異なる値が設定されるパラメタ(論理Webサーバ)

パラメタ名 パラメタの省略値 セットアップウィザードで設定される値 説明
HWSKeepStartServers※1 Off On サーバプロセス稼働数が維持されます。
KeepAliveTimeout 15 3 KeepAlive接続時の要求待ち時間として3(単位:秒)を指定します。
Listen 80 リクエストを受け付けるポート番号として80を指定します。
カスタムセットアップの[システム環境の設定]画面でWebサーバのポート番号を設定した場合,設定した値が有効になります。
MaxClients※1 150 20 同時に接続できるクライアントの最大数として20を指定します。
StartServers※1 5 20 Webサーバ起動時のサーバプロセス数として20を指定します。
ThreadsPerChild※2 50 20 サーバとして起動するスレッド数として20を指定します。なお,指定したスレッド数はサーバの最大同時接続数を示します。
JkMount /* <J2EEサーバ名> /* worker1 HTTP Serverへのすべてのリクエストがworker1に転送されるようにします。
worker.<ワーカ名>※3.host <ホスト名>※4 @myhost ワーカのホスト名として@myhostを指定します。
worker.<ワーカ名>※3.port <J2EEサーバのポート番号>※4 8007 ワーカのポート番号を8007にします。
カスタムセットアップの[システム環境の設定]画面でajp13のポート番号を設定した場合,設定した値が有効になります。
worker.<ワーカ名>※3.receive_timeout 3600 120 通信タイムアウト値を120秒にします。
worker.list <J2EEサーバ名>※4 worker1 ワーカ名としてworker1を指定します。
HttpsdCustomlogFormat hws_std "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b %T \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\" %P" 次の情報をHTTP Serverのカスタムログに出力します。
  • クライアントのホスト名
  • クライアントの識別情報
  • クライアントのユーザ名
  • リクエスト処理を開始した時刻
  • HTTP通信のリクエストの先頭行
  • 最終ステータス
  • 送信バイト数
  • リクエスト処理に掛かった時間
  • httpプロトコルヘッダのReferer値
  • httpプロトコルヘッダのUser-Agent値
  • HTTP通信のリクエストを処理するプロセスID
HttpsdErrorMethod Div Wrap HTTP Serverのエラーログをラップアラウンド方式で出力します。

(凡例)−:なし

注※1 使用するOSがUNIXの場合にだけ指定されます。

注※2 使用するOSがWindowsの場合にだけ指定されます。

注※3 <ワーカ名>はworker.listパラメタでworker1が指定されるため,worker1となります。

注※4 JkMountパラメタを省略すると指定されます。