Cosminexus V9 アプリケーションサーバ システム構築・運用ガイド
(1) snapshotログによるシステムの定義情報の取得
- コマンドプロンプトでmngsvrutilコマンドを実行し,システムの定義情報を取得します。
運用管理機能の動作環境に関する定義ファイルなどが取得できます。
コマンドの実行例を次に示します。
mngsvrutil -m <Management Serverのホスト名> -u admin -t <ホスト名> -k host collect snapshot
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<Management Serverのホスト名>にはManagement Serverが稼働しているホスト名を,<ホスト名>にはアプリケーションサーバのホスト名を指定します。
取得されるsnapshotログのファイル名は,表示されるメッセージで確認してください。snapshotログのデフォルトの格納先を次に示します。
OS種別 |
格納先 |
Windows |
<Managerのログ出力ディレクトリ>※1\snapshot\snapshot-<ホスト名>-log-<日付※2>.zip |
<Managerのログ出力ディレクトリ>※1\snapshot\snapshot-<ホスト名>-log-<日付※2>.2.zip |
UNIX |
<Managerのログ出力ディレクトリ>※1/snapshot/snapshot-<ホスト名>-log-<日付※2>.zip |
<Managerのログ出力ディレクトリ>※1/snapshot/snapshot-<ホスト名>-log-<日付※2>.2.zip |
注※1 <Managerのログ出力ディレクトリ>は,manager.cfg(Managerログ設定ファイル)で指定されたディレクトリを指します。デフォルト値は,<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\logです。
注※2 日付の形式は,次のどれかになります。
- yyyyMMddHHmmss
- yyyyMMddHHmmss+hhmm
- yyyyMMddHHmmss-hhmm
(2) 簡易構築定義ファイルの取得
- コマンドプロンプトでcmx_export_modelコマンドを実行し,簡易構築定義ファイルをエクスポートします。
コマンドの実行例を次に示します。
cmx_export_model -m localhost:28080 -u admin -o <簡易構築定義ファイルのファイルパス>
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<簡易構築定義ファイルのファイルパス>には,簡易構築定義ファイルを格納するディレクトリのパスとファイル名を指定します。簡易構築定義ファイルはXML形式のファイルです。
(3) Connector属性ファイルの取得
- Webブラウザを起動し,「http://localhost:28080/mngsvr/index.jsp」に接続して,運用管理ポータルを起動します。
- [Management Serverへログイン]画面で管理ユーザIDに「admin」を入力して,[ログイン]ボタンをクリックします。
- [運用管理ポータル]画面で[論理サーバのアプリケーション管理]をクリックします。
- [DefaultDomain]−[論理J2EEサーバ]−[J2EEサーバ]−[MyJ2EEServer]−[リソース]−[リソースアダプタ]をクリックし,[プロパティ設定]タブをクリックします。
- [リソースアダプタのプロパティ設定]で[操作]の[Connector属性ファイル編集]アンカーをクリックします。
- [リソースアダプタのConnector属性ファイル編集]画面に表示されるファイルの内容をコピーして,<任意のディレクトリ>に<任意のファイル名>で保存します。
Connector属性ファイルはXML形式のファイルです。
- [ログアウト]アンカーをクリックします。
- 表示されたメッセージを確認して[ログイン画面]をクリックし,Webブラウザを閉じます。
(4) アプリケーション属性ファイル(cosminexus.xml)の取得
- <任意のディレクトリ>下のMETA-INFディレクトリに格納してあるcosminexus.xmlを取得し,<任意のディレクトリ>に格納します。
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