Cosminexus V9 アプリケーションサーバ ファーストステップガイド

[目次][用語][前へ][次へ]

3.3.2 セットアップウィザードを使用します

セットアップウィザードを使用して,実行環境を構築します。セットアップウィザードは,CUIで操作します。

操作手順(セットアップウィザードの使用)

  1. セットアップウィザードを起動します。
    Windowsの場合
    コマンドプロンプトを起動して,次のコマンドを実行します。
    "<Application Serverのインストールディレクトリ>\manager\setup\bin\setupwizard"
    UNIXの場合
    次のコマンドを実行します。
    /opt/Cosminexus/manager/setup/bin/setupwizard
    実行すると,[ようこそ]画面が表示されます。

    [図データ]

  2. 「1」を入力して,Enterキーを押します。
    [セットアップ方法の選択]画面が表示されます。
  3. 「1」を入力して,Enterキーを押します。
    ここでは,「標準セットアップ」を選択します。
    [データベース接続環境の設定]画面が表示されます。
    参考
    サンプルプログラム(jsptag)ではデータベースを使用しないため,ここではデータベース接続環境の設定は不要です。ただし,今後データベース接続環境が必要なJ2EEアプリケーションを実行する予定がある場合は,次の手順で「y」を入力してEnterキーを押してください。以降の操作については,「データベース接続環境を設定する場合」を参照してください。
  4. 「n」を入力して,Enterキーを押します。
    [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
  5. 「1」を入力して,Enterキーを押します。
    [セットアップ情報]画面が表示されます。
  6. 「1」を入力して,Enterキーを押します。
    セットアップが実行されます。セットアップが完了すると,[セットアップ完了]画面が表示されます。セットアップの実行には数分掛かる場合があります。

これで,実行環境の構築は完了です。

データベース接続環境を設定する場合
データベース接続環境を設定するには,データベースの環境が整っている必要があります。セットアップウィザードで接続環境を設定できるデータベースは次のとおりです。
  • HiRDB(Version 8以降)
    HiRDB Type4 JDBC Driverを使用して接続します。
  • Oracle(Oracle9i以降のバージョン)
    Oracle JDBC Thin Driverを使用して接続します。
ここでは,「操作手順(セットアップウィザードの使用)」の操作手順4.で「y」を入力してEnterキーを押したあとの操作について説明します。
  1. [データベース接続環境の設定]画面で,HiRDBを使用する場合は「1」を,Oracleを使用する場合は「2」を入力して,Enterキーを押します。
    Oracleを使用する場合は,引き続きデータベース名(SID)を入力して,Enterキーを押してください。
  2. データベースのホスト名を入力してEnterキーを押します。
  3. データベースのポート番号を入力してEnterキーを押します。
  4. データベースにアクセスするユーザ名を入力してEnterキーを押します。
  5. データベースのパスワードを入力してEnterキーを押します。
  6. JDBCドライバ(JARファイル)の絶対パスを入力してEnterキーを押します。
    [データベース接続環境の設定]画面(設定内容確認)が表示されます。
以上でデータベース接続環境の設定は完了です。以降は「操作手順(セットアップウィザードの使用)」の操作手順5.に戻り,操作を実行してください。