Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド
論理J2EEサーバでは,デフォルト設定で,セキュリティマネジャが動作しています。展開ディレクトリ形式のJ2EEアプリケーションを使用する場合,セキュリティに関する設定を変更して運用することが推奨されています。
セキュリティマネジャの使用有無を,[開始オプションの設定]ダイアログで設定します。
- <この項の構成>
- (1) 手順
- (2) 画面表示
- (3) 注意事項
開始オプションを設定する手順を次に示します。
- [サーバー・エクスプローラー]ビューで,開始オプションを設定する[<論理J2EEサーバ名>]を選択します。
- 次のどちらかの方法で,開始オプションの設定操作を実行します。
- ビュープルダウンメニューの[開始オプションの設定]を選択します。
- 右クリックで表示されるコンテキストメニューの[開始オプションの設定]を選択します。
開始オプションの設定操作が実行されると,[開始オプションの設定]ダイアログが表示されます。
- [セキュリティー・マネージャーの使用]について,セキュリティマネージャを使用する場合は,[する]を選択します。セキュリティマネージャを使用しない場合は,[しない]を選択します。
- 論理J2EEサーバの開始オプションを更新する場合は,[OK]ボタンをクリックします。更新しない場合は,[キャンセル]ボタンをクリックします。
[開始オプションの設定]ダイアログが閉じます。
- 開始オプションの設定について
開始オプションの設定は,Management Serverの設定情報として配布されます。運用管理ポータルなどで変更した場合,その設定が有効になります。セキュリティマネジャを使用しない設定にする場合,J2EEサーバ起動時のコマンドオプションに-nosecurityオプションを付加します。J2EEサーバ起動時のコマンドオプションについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjstartsv(J2EEサーバの開始)」を参照してください。
- usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)などの更新について
Server Plug-inを使用してJ2EEサーバの開始オプションを設定する場合,Management Serverを使用してJ2EEサーバの設定情報を配布します。
このため,usrconf.cfg(J2EEサーバ用オプション定義ファイル),usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)などを直接編集して指定した設定情報については破棄されます。J2EEサーバの設定は,Management Serverを使用して指定してください。
設定情報の配布で設定されるファイルについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 運用管理ポータル操作ガイド」の「10.11 論理サーバの設定ファイルの配布」を参照してください。
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