Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド
新規作成したJ2EEアプリケーションをテストモードで実行します。また,本番環境で問題なく実行できることを確認してから通常モードに切り替えます。
- J2EEアプリケーションをテストモードでインポートします。
J2EEアプリケーションをテストモードでインポートするには,-testオプションを指定したcjimportappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションのインポート方法については,「8.1 J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
- J2EEアプリケーションをテストモードで開始します。
J2EEアプリケーションをテストモードで開始するには,-testオプションを指定したcjstartappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションの開始方法については「10.2.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
- テストを実施します。
実際にJ2EEアプリケーションを操作してテストします。問題がないことを確認したら次の手順に進みます。
テスト結果に問題があった場合は,J2EEアプリケーションを修正して,手順1.からもう一度実行してください。なお,同じ名称のJ2EEアプリケーションは同じモードで登録できません。このため,テストが失敗したテストモードのJ2EEアプリケーションは削除してください。テストモードのJ2EEアプリケーションを削除するには,-testオプションを指定したcjdeleteappコマンドを実行します。
- テストモードで実行しているJ2EEアプリケーションを停止します。
テストモードで実行中のJ2EEアプリケーションを停止するには,-testオプションを指定したcjstopappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションの停止方法については「10.2.2 J2EEアプリケーションの停止」を参照してください。
- 次に示すコマンドを実行して,J2EEアプリケーションのモードを,テストモードから通常モードへ切り替えます。
- 実行形式
cjchmodapp [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -test -name <アプリケーション名> -mode normal
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- 実行例
- cjchmodapp MyServer -test -name App1 -mode normal
cjchmodappコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjchmodapp(アプリケーションのモード切り替え)」を参照してください。
- テストモードから通常モードへ切り替えたJ2EEアプリケーションを開始します。
J2EEアプリケーションの開始方法については「10.2.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
J2EEアプリケーションを入れ替える前に,入れ替えるJ2EEアプリケーションをテストモードで実行します。また,本番環境で問題なく実行できることを確認してから,既存のJ2EEアプリケーションと入れ替えます。
- 注意
- J2EEサーバ内で同じアプリケーションディレクトリを持つ複数のJ2EEアプリケーションは共存できません。展開ディレクトリ形式のアプリケーションの場合はテストモードのアプリケーションと通常モードのアプリケーションでアプリケーションディレクトリを分けてください。
- J2EEアプリケーションをテストモードでインポートします。
J2EEアプリケーションをテストモードでインポートするには,-testオプションを指定したcjimportappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションのインポート方法については,「8.1 J2EEアプリケーションのインポート」を参照してください。
- J2EEアプリケーションをテストモードで開始します。
J2EEアプリケーションをテストモードで開始するには,-testオプションを指定したcjstartappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションの開始方法については「10.2.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
- テストを実施します。
実際にアプリケーションを操作してテストします。問題がないことを確認したら次の手順に進みます。
テスト結果に問題があった場合は,J2EEアプリケーションを修正して,手順1.からもう一度実行してください。なお,同じ名称のJ2EEアプリケーションは同じモードで登録できません。このため,テストが失敗したテストモードのJ2EEアプリケーションは削除してください。テストモードのJ2EEアプリケーションの削除は,-testオプションを指定したcjdeleteappコマンドを実行します。
- テストモードで実行しているJ2EEアプリケーションを停止します。
テストモードで実行中のJ2EEアプリケーション停止するには,-testオプションを指定したcjstopappコマンドを実行します。J2EEアプリケーションの停止方法については「10.2.2 J2EEアプリケーションの停止」を参照してください。
- 通常モードで実行しているJ2EEアプリケーションを停止します。
J2EEアプリケーションの停止方法については「10.2.2 J2EEアプリケーションの停止」を参照してください。
- 通常モードで実行していたJ2EEアプリケーションの名称を変更します。
この操作は,インポートしたファイルの世代を管理したい場合などに,必要に応じて実行してください。例えば,「App1」というJ2EEアプリケーションの場合,「App1_bak」などに変更します。
J2EEアプリケーション名の変更方法については,「10.7 J2EEアプリケーション名の変更」を参照してください。
- 次に示すコマンドを実行して,テストモードで実行していたJ2EEアプリケーションのモードを,テストモードから通常モードへ切り替えます。
- 実行形式
cjchmodapp [<サーバ名称>] [-nameserver <プロバイダURL>] -test -name <アプリケーション名> -mode normal
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- 実行例
- cjchmodapp MyServer -test -name App1 -mode normal
cjchmodappコマンドの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjchmodapp(アプリケーションのモード切り替え)」を参照してください。
- テストモードから通常モードへ切り替えたJ2EEアプリケーションを開始します。
J2EEアプリケーションの開始方法については「10.2.1 J2EEアプリケーションの開始」を参照してください。
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