Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス API編

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14.6 CallableStatementクラス

説明
CallableStatementクラスでは,主に次の機能を提供します。なお,CallableStatementクラスはPreparedStatementクラスのサブクラスです。PreparedStatementクラスおよびStatementクラスの機能をすべて継承します。
  • ストアドプロシジャの実行
  • INPUTおよびINOUTパラメタの設定(PreparedStatementクラスのsetXXXメソッドを使用)
  • INOUTおよびOUTPUTパラメタの登録
  • INOUTおよびOUTPUTパラメタ値の取得
CallableStatementクラスの提供する各メソッドの詳細および使用方法については,JavaSoft提供のJDBC関連ドキュメントを参照してください。

注意事項

制限事項
Cosminexus DABroker Libraryで使用するCallableStatementクラスの制限事項を,次に示します。

表14-10 CallableStatementクラスの制限事項

メソッド名 制限事項 JDBC1.0での制限 JDBC2.0での制限
getArray SQL配列型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
getBlob 接続データベースがOracle9i,またはOracle10g以外の場合,SQL BLOB型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
getClob 接続データベースがOracle9i,またはOracle10g以外の場合,SQL CLOB型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
getRef SQL構造化型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。

(凡例)
○:該当します。
−:該当しません。