Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス API編

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14.5 PreparedStatementクラス

説明
PreparedStatementクラスでは,主に次の機能を提供します。
  • ?パラメタ付きSQLの実行
  • ?パラメタの設定
  • 検索結果として,ResultSetオブジェクトの生成および返却
  • 更新結果として,更新行数の返却
PreparedStatementクラスの提供する各メソッドの詳細および使用方法については,JavaSoft提供のJDBC関連ドキュメントを参照してください。
なお,PreparedStatementクラスはStatementクラスのサブクラスです。Statementクラスの機能をすべて継承します。

注意事項

制限事項
Cosminexus DABroker Libraryで使用するPreparedStatementクラスの制限事項を,次に示します。

表14-9 PreparedStatementクラスの制限事項

メソッド名 制限事項 JDBC1.0での制限 JDBC2.0での制限
setArray SQL配列型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
setBlob 接続データベースがOracle9i,またはOracle10g以外の場合,SQL BLOB型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
setClob 接続データベースがOracle9i,またはOracle10g以外の場合,SQL CLOB型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
setNull ユーザ定義型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。
setRef SQL構造化型をサポートしていないため,無条件にSQLExceptionをスローします。

(凡例)
○:該当します。
−:該当しません。

Cosminexus DABroker Library提供メソッド
PreparedStatementクラスで提供している,Cosminexus DABroker Libraryだけの機能を次に示します。

メソッド一覧
メソッド名 機能
getBlockUpdateメソッド 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかの設定情報を取得します。
setBlockUpdateメソッド 接続データベースがHiRDBの場合,?パラメタを使用したデータベースの更新で,複数のパラメタセットを一度に処理するかどうかを設定します。
<この節の構成>
getBlockUpdateメソッド
setBlockUpdateメソッド