Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション開発ガイド
Developerでは,WTPを使用してJ2EEアプリケーションを開発するために次の機能を提供しています。
それぞれの機能の関係を次の図に示します。
図1-4 WTPを使用したJ2EEアプリケーションの開発で使用する機能の関係
Developerでは,WTPで開発したJ2EEアプリケーションをJ2EEサーバにデプロイしたり,J2EEサーバを起動したりできます。
WTPで開発したJ2EEアプリケーションを操作するには,WTPコネクタおよびManagement Serverリモート管理機能を使用します。
WTPコネクタおよびManagement Serverリモート管理機能は,WTPからの要求を受け取り,アプリケーションサーバ内のManagement Serverに処理を渡します。Management Serverは,運用管理エージェントを通して,J2EEアプリケーションをデプロイしたり,J2EEサーバを起動したりします。
次に,Developerの機能について説明します。
WTPコネクタはEclipseのプラグインです。WTPコネクタは,WTPからJ2EEサーバを起動したり,J2EEサーバにJ2EEアプリケーションをデプロイしたりするときに使用します。
WTPコネクタからJ2EEサーバにアクセスできるようにするためのライブラリプラグインです。
WTPからの操作は,Management Serverリモート管理機能に要求として渡されます。Management Serverリモート管理機能が受け取った要求は,さらにManagement Serverに渡され,J2EEサーバに対して要求された操作が実行されます。WTPからJ2EEサーバを操作するためには,Management Serverリモート管理機能の設定が必要になります。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.