HCSCサーバ起動時の各論理サーバのプロセスは，Cosminexus Managerで監視されていて，プロセスダウンやハングアップなどの障害が発生すると，論理サーバを自動で再起動します。そのため，Cosminexus サービスプラットフォームのシステムをJP1で監視する場合は，次のプロセスを監視の対象とすることを推奨します。

• Management Server
• 運用管理エージェント
  

  ポイント

  各論理サーバのプロセスのうち，上記推奨プロセス以外のプロセスをJP1で監視すると，プロセスの二重監視になります。

HCSCサーバ起動時のプロセス構成を次の図に示します。

図8-2　HCSCサーバ起動時のプロセス構成

JP1の監視推奨となるプロセス名を次の表に示します。

表8-1　JP1からの監視推奨となるプロセス名

監視推奨プロセス	プロセス名
	Windowsの場合	UNIXの場合
Management Server	cjstartweb.exe	cjstartweb
運用管理エージェント	adminagent.exe	adminagent

また，データベースを使用している場合は，使用しているデータベースのプロセスもJP1の監視推奨プロセスとなります。それらのプロセス名については，各データベースのマニュアルを参照してください。

プロセス数の上限と下限で監視する場合，上限を1，下限を1で監視すると，一時的にcjstartwebやadminagentのプロセスが1より大きくなり，障害を検知してしまうことがあります。Management Server，運用管理エージェントについては複数起動を抑止する機能があるため，Cosminexus Managerの推奨としては上限なしで監視してください。