データ検証機能の有効範囲を次の表に示します。なお，データ検証機能が有効な場合，検証の対象はHCSCサーバ全体になります。

表7-1　データ検証機能の有効範囲

アダプタ種別	電文種別	要求/応答	アダプタでのデータ変換有無	検証機能有効/無効	検証される電文
サービスアダプタ	XML	要求	データ変換なし	有効	サービス部品電文
			標準電文→サービス部品電文へのデータ変換あり	有効	標準電文，サービス部品電文
		応答	データ変換なし	有効	サービス部品電文
			サービス部品電文→標準電文へのデータ変換あり	有効	標準電文，サービス部品電文
		フォルト	−	無効	−
	バイナリ	要求	データ変換なし	無効	−
			標準電文→サービス部品電文へのデータ変換あり	無効	−
		応答	データ変換なし	無効	−
			サービス部品電文→標準電文へのデータ変換あり	無効	−
DBアダプタ	XML	要求	データ変換なし	無効	−
			標準電文→サービス部品電文へのデータ変換あり	無効	−
		応答	データ変換なし	無効	−
			サービス部品電文→標準電文へのデータ変換あり	無効	−

（凡例）−：該当しない

電文の検証機能が有効になるアダプタの詳細については，マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「7.7.5　ユーザ電文に誤りがある場合の障害対策」を参照してください。