繰り返しでは，ビジネスプロセスの中で，一定の条件を満たすまでの間，処理を繰り返すこと（ループ処理）ができます。

繰り返し処理の中には，一つまたは複数のアクティビティを配置します。

繰り返しの判定は，前判定になります。判定結果が真の場合は繰り返しを続け，偽の場合は繰り返しから抜けて次の処理へ遷移します。

ビジネスプロセスでの繰り返しの流れを次の図に示します。

図4-6　ビジネスプロセスでの繰り返し

繰り返しアクティビティを使用します。

繰り返しの判定に用いる条件式は，XML電文などの変数に対してXPathで指定します。

繰り返し処理で無限ループに陥ることを避けるために，繰り返しの回数の最大値を指定することができます。ただし，繰り返し回数の最大値に達した場合，ビジネスプロセスはエラーになります。