Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
実行環境に配備済みの次のHCSCコンポーネントの情報を確認する方法について説明します。
HCSCコンポーネントの情報を確認するには,cscstatus(状態表示)コマンド,csmlslocation(サービスアダプタまたはビジネスプロセスの情報の表示)コマンド,csmlsreceptionコマンド(ユーザ定義受付の情報の表示),またはcscutil(各種操作)コマンドを実行します。
cscstatusコマンドおよびcscutilコマンドは運用環境から,csmlslocationコマンドおよびcsmlsreceptionコマンドは実行環境から実行できます。
コマンドごとに確認方法を説明します。
cscstatusコマンドで情報を確認する場合,-cscオプションと-typeオプションを指定して実行します。-typeオプションには「compo」を指定します。
HCSCコンポーネントの情報を確認する場合の実行形式を次に示します。
cscstatus -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -csc <HCSCサーバ名> -type compo |
詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscstatus(状態表示)」を参照してください。
csmlslocationコマンドで情報を確認する場合,情報を参照するビジネスプロセスが配備されているHCSCサーバの名称と,-kオプションにbpを指定して実行します。
HCSCコンポーネントの情報を確認する場合の実行形式を次に示します。
csmlslocation <HCSCサーバ名> -k bp |
詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmlslocation(サービスアダプタまたはビジネスプロセスの情報の表示)」を参照してください。
csmlsreceptionコマンドで情報を確認する場合,HCSCサーバ名と-iオプションを指定して実行します。-iオプションにはFTP受付の受付IDを指定します。
HCSCコンポーネントの情報を確認する場合の実行形式を次に示します。
csmlsreception <HCSCサーバ名> -i <FTP受付の受付ID> |
詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「csmlsreception(ユーザ定義受付の情報の表示)」を参照してください。
cscutilコマンドで情報を確認する場合,-targetオプションにcompoを,また-operationオプションにget_bp_infoを指定して実行します。
cscutilコマンドの実行形式は,プロパティ定義ファイルを使用するかどうかによって異なります。
-propsオプションにHCSCサーバ名およびビジネスプロセスのサービスIDを指定します。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo -operation get_bp_info -props "CSCSrvName=<HCSCサーバ名>, AdapterName=<ビジネスプロセスのサービスID>" |
詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
-propfileオプションにプロパティ定義ファイル名を指定します。プロパティ定義ファイルは,J2SEのプロパティファイル形式であらかじめ作成しておく必要があります。
cscutil -user <ログインユーザID> -pass <ログインパスワード> -mng <Cosminexus Manager名> -target compo -operation get_bp_info -propfile <プロパティ定義ファイル名> |
詳細は,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「cscutil(各種操作)」を参照してください。
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