Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
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変数ビューに表示された変数の値を変更し,ビジネスプロセスに反映します。
変数の型ごとに入力できる値の範囲を次の表に示します。
表11-5 変数の型ごとに入力できる値の範囲
| 変数の型 |
値の範囲 |
| numeric型 |
java.lang.DoubleのvalueOf(java.lang.String)メソッドで解釈できる値(例:+1,3.14,1e-2d) |
| boolean型 |
trueまたはfalse |
| string型 |
任意の文字列(例:15インチLCDディスプレイ) |
| メッセージ型※ |
- XML形式の場合
任意のXML(例:<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><message>Hello</message>)
- non-XML形式の場合
任意のバイナリデータ(例:Hello)
- any形式の場合
任意の形式
|
- 注※
- メッセージ型の変数を更新すると,XMLの文字コードは必ずUTF-8になります(UTF-8以外の文字コードを指定してもUTF-8に変換されます)。
変数の更新には,[値の設定]ダイアログで更新する方法,変数ビューの入力フィールドから更新する方法,および変数ビューの[値]セルから更新する方法があります。
変数を更新する手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) [値の設定]ダイアログで更新する場合
- (2) 変数ビューの入力フィールドから更新する場合
- (3) 変数ビューの[値]セルから更新する場合
(1) [値の設定]ダイアログで更新する場合
- 変数ビューから更新する変数を右クリックし,[値の変更]を選択します。
[値の設定]ダイアログが表示されます。[値の設定]ダイアログに表示される内容は,メッセージ型の場合とメッセージ型以外の場合とで異なります。それぞれの場合の[値の設定]ダイアログの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.5.3 値の設定ダイアログ」を参照してください。
- [値の設定]ダイアログの入力フィールドに値を入力します。
変数の型がメッセージ型の場合,[XMLの保存]ボタンをクリックすることで,入力中の変数の値をXMLファイルに保存できます。また,[XMLの読み込み]ボタンをクリックすることで,XMLファイルに保存した変数の値を入力フィールドに読み込めます。
- [OK]ボタンをクリックします。
入力した変数の値がビジネスプロセスに反映されます。更新した変数のセルが黄色で表示されます。
(2) 変数ビューの入力フィールドから更新する場合
- 変数ビューから更新する変数を選択します。
変数ビューの下部の入力フィールドに,選択した変数の値が表示されます。
- 入力フィールドに値を入力します。
- 次のどちらかの方法で変数を更新します。
- [Ctrl]キー+[S]キーを押す
- 右クリックし,[値の代入]を選択する
入力した変数の値がビジネスプロセスに反映されます。更新した変数のセルが黄色で表示されます。
(3) 変数ビューの[値]セルから更新する場合
- 変数ビューから,更新する変数の[値]セルを選択します。
- [値]セルに値を入力します。
- [Enter]キーを押します。
入力した変数の値がビジネスプロセスに反映されます。更新した変数のセルが黄色で表示されます。
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