Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
任意のアクティビティでプロセスインスタンスの処理を中断したい場合,中断するアクティビティにブレークポイントを追加します。追加したブレークポイントは,必要に応じて条件設定を変更したり,エクスポートおよびインポートしたりします。
ブレークポイントを設定できるアクティビティの種類については,「11.5.1(1) プロセスインスタンスの処理を中断できるアクティビティ」を参照してください。
ブレークポイントには,通常のブレークポイントと条件付きブレークポイントの二つがあります。通常のブレークポイントを追加した場合,アクティビティに処理が進んだときにプロセスインスタンスの処理が必ず中断されます。条件付きブレークポイントを追加した場合,アクティビティに処理が進んだときに,入力した条件式を満たしている(評価結果が真になる)と,プロセスインスタンスの処理が中断されます。
アクティビティに通常のブレークポイント,および条件付きブレークポイントを追加する手順を次に示します。
注※ 条件式を入力しなかった場合は,通常のブレークポイントとして扱われます。
追加した通常のブレークポイントおよび条件付きブレークポイントは,必要に応じて中断の条件を変更できます。
ブレークポイントの条件設定を変更する手順を次に示します。
注※ 条件式を入力しなかった場合は,通常のブレークポイントとして扱われます。
ビジネスプロセス定義画面でブレークポイントを削除するアクティビティを右クリックし,[ブレークポイントの削除]を選択すると,対象のアクティビティのブレークポイントが削除されます。
Eclipseの標準機能を使用して,ブレークポイントビューから,アクティビティに追加したブレークポイントを一時的に無効にできます。
ブレークポイントビューの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.2.4 ビジネスプロセスのデバッグ画面」を参照してください。
Eclipseの標準機能を使用して,アクティビティに追加したブレークポイントをエクスポートできます。また,エクスポートしたブレークポイントをインポートすることもできます。
エクスポート方法およびインポート方法の詳細については,Eclipseのドキュメントを参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2008, 2011, Hitachi, Ltd.