Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド
マッピング先に指定した値を代入します。指定できる値を次に示します。
- 文字列
- 数値
- 論理値(「真」または「偽」)
- 特殊ノード(「ノード出力なし」または「空ノード」)
- <この項の構成>
- (1) 使用するファンクション
- (2) 設定手順
(1) 使用するファンクション
マッピング先に,指定した値を代入するには,定数ファンクションを使用します。定数ファンクションに指定した値は,複数のマッピング先に代入できます。定数ファンクションにはマッピング元がありません。したがって,定数ファンクションの値がそのままマッピング先に代入されます。定数ファンクションの使用例を次の図に示します。
図7-16 定数ファンクションの使用例
マッピング先に,指定した値を代入する手順を次に示します。
- パレットから定数ファンクション(const)を選択して,マッピングビューアに配置します。
- マッピング線を設定します。
- 次のどちらかの方法で[定数]ダイアログを表示させます。
- 定数ファンクションを右クリックして,[設定]を選択します。
- 定数ファンクションをダブルクリックします。
[定数]ダイアログが表示されます。
[定数]ダイアログの詳細については,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム リファレンス」の「1.6.31 定数ダイアログ」を参照してください。
- マッピング先に代入する値を指定します。
- 文字列を指定する場合
[文字列]ラジオボタンを選択し,[値]に代入する値を指定します。
- 数値を指定する場合
[数値]ラジオボタンを選択し,[値]に代入する数値を指定します。
- 論理値を指定する場合
[論理値]ラジオボタンを選択し,[論理値]欄で[真]または[偽]を選択します。
- 特殊ノードを指定する場合
[特殊ノード]ラジオボタンを選択し,[値]欄で[ノード出力なし]または[空ノード]を選択します。
- [OK]ボタンをクリックします。
- 注意
- 特殊ノードを指定する場合,マッピング先には変換先ノードを指定してください。
- 特殊ノード以外を指定する場合,マッピング先には複合型ノード以外のノードを指定してください。
- 特殊ノードでノード出力なしを指定した場合,マッピング先には最小出現回数が0回の変換先ノードを指定してください。
- すべての子要素の最小出現回数が1回以上に設定されているchoice要素にマッピングする場合,特殊ノードの空ノード以外を指定してください。
- 最小出現回数が1回以上に設定されている子要素を持つ要素(choice要素以外)にマッピングする場合,特殊ノードの空ノード以外を指定してください。
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