Cosminexus ビジネスプロセス管理/エンタープライズサービスバス V8 サービスプラットフォーム 開発ガイド

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2.1.4 uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitのセットアップ

XMLデータの電文フォーマットとバイナリデータの電文フォーマットのデータ変換を定義する場合,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitをセットアップします。

注意
IBM漢字コードを使用する場合,バージョン03-01以降のuCosminexus 日立コード変換 - Development Kitのセットアップが必要です。
<この項の構成>
(1) インストール
(2) 環境設定
(3) ユーザマッピングファイル(外字ファイル)の作成と格納

(1) インストール

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitをインストールします。

インストール方法の詳細は,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitに添付されているドキュメントを参照してください。

(2) 環境設定

環境設定として,次の作業を実施します。

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitのjarファイルのコピー
uCosminexus 日立コード変換 - Development KitのjarファイルをuCosminexus Service Architectのインストールディレクトリにコピーします。コピー先を次に示します。
 
<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CSCTE\lib
 

変換テーブル(ユーザマッピングファイル)の格納パスの追加
Eclipseの初期設定ファイル(eclipse.ini)に次の定義を追加します。
 
-Dcscte.dt.codetablepath=<変換テーブルの格納パス>
 
例えば,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitを「C:\Program Files\HITACHI\CodeConvJ」にインストールした場合,次のように定義を追加します。
 
-Dcscte.dt.codetablepath=C:\Program Files\HITACHI\CodeConvJ\Table
 

(3) ユーザマッピングファイル(外字ファイル)の作成と格納

uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitでユーザマッピングファイルを作成し,所定のフォルダに格納します。

ユーザマッピングファイルの作成
ユーザマッピングファイルの作成については,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitに添付されているドキュメントを参照してください。
作成時の注意事項
  • ユーザマッピングファイルのファイル名は,uCosminexus 日立コード変換 - Development Kitで定義されているデフォルトのファイル名にします。
  • 必ずUnicodeへのマッピングファイルを作成します。例えば,JIS漢字からKEISへのマッピングを定義する場合,「JIS漢字からUnicode」と「UnicodeからKEIS」のユーザマッピングを定義する必要があります。

ユーザマッピングファイルの格納
作成したユーザマッピングファイルは,次のディレクトリに格納します。
開発環境
2.1.4(2) 環境設定」でEclipseの初期設定ファイル(eclipse.ini)に追加したパス(-Dcscte.dt.codetablepathに指定したパス)に格納します。
実行環境
実行環境でuCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime(Windowsの場合),またはuCosminexus 日立コード変換 - Runtime(UNIXの場合)をセットアップするとき,システムプロパティファイル(usrconf.properties)に追加したパスに格納します。
実行環境でのuCosminexus 日立コード変換 - Server Runtime,またはuCosminexus 日立コード変換 - Runtimeのセットアップについては,マニュアル「Cosminexus サービスプラットフォーム システム構築・運用ガイド」の「3.1.2 実行環境に必要なソフトウェアの設定」を参照してください。