Cosminexus アプリケーションサーバ V8 Webサービス開発の手引
WS-RM 1.1機能を使用する場合のシステム構成には,次の種類があります。
なお,WebサービスクライアントがCosminexus以外のアプリケーションサーバ上にある構成はサポートしていません。
WebサービスとWebサービスクライアントが同じCosminexus上にある場合の構成例を次に示します。
図B-3 WS-RM 1.1機能の構成例(WebサービスとWebサービスクライアントが同じCosminexus上にある場合)
この構成では,WebサービスクライアントとWebサービスが同じCosminexus上で動作します。そのため,RMSハンドラ,RMDハンドラ,RMD(SEI)のすべてを同じアプリケーションサーバに配置します。
WebサービスとWebサービスクライアントが異なるCosminexus上にある場合の構成例を次に示します。
図B-4 WS-RM 1.1機能の構成例(WebサービスとWebサービスクライアントが異なるCosminexus上にある場合)
この構成では,WebサービスクライアントとWebサービスが異なるCosminexus上で動作します。そのため,Webサービスクライアントが動作するCosminexus上にRMSハンドラを配置し,Webサービスが動作するCosminexus上にRMDハンドラおよびRMD(SEI)を配置します。
WebサービスがCosminexus以外のアプリケーションサーバ上にある場合の構成例を次に示します。この構成は,Cosminexus以外のアプリケーションサーバがWS-RM 1.1仕様に準拠していて,かつ,WS-RM 1.1機能のサポート範囲内で使用する場合だけ使用できます。
図B-5 WS-RM 1.1機能の構成例(WebサービスがCosminexus以外のアプリケーションサーバ上にある場合)
この構成では,WebサービスクライアントがCosminexus上で動作し,WebサービスがCosminexus以外のアプリケーションサーバ上で動作します。そのため,Webサービスクライアントが動作するCosminexus上にRMSハンドラを配置します。RMSハンドラは,Cosminexus以外のアプリケーションサーバが提供するRMDと通信します。
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