WS-RM 1.1機能を使用した場合の,メッセージの流れを次に示します。
図B-2 WS-RM 1.1機能を使用したメッセージの流れ
![[図データ]](FIGURE/ZU190200.GIF)
- シーケンス生成
アプリケーションメッセージを送信する前に,RMSとRMDはシーケンスを生成して,共有します。シーケンスとは,WS-RM 1.1機能で送信される一連のアプリケーションメッセージの集合に関するコンテキストです。
- アプリケーションメッセージ送信
シーケンスを生成したあと,RMSはRMDにアプリケーションメッセージを送信します。送信するアプリケーションメッセージには,シーケンスの識別子とメッセージ番号が付与されます。
- シーケンスクローズ(任意)
アプリケーションメッセージの送信が終了すると,RMSはシーケンスをクローズできます。シーケンスをクローズすると,新たにアプリケーションメッセージを送受信することはできません。シーケンスをクローズしても,関連するリソースは破棄しないで,保持されます。
- シーケンス終了
アプリケーションメッセージの送信が終了すると,RMSはシーケンスを終了させます。シーケンスが終了すると,関連するリソースは破棄されます。
以降では,シーケンス生成に関するメッセージ,シーケンスクローズに関するメッセージ,およびシーケンス終了に関するメッセージをまとめて,シーケンスライフサイクルメッセージと呼びます。
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