Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)

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15.3 usrconf.propertiesJavaアプリケーション用ユーザプロパティファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) Javaアプリケーションのカスタマイズ用キー
(5) 記述例

(1) 形式

J2SEのプロパティファイル形式です。

次のようにキーを指定します。

<キー名称> = <値>

指定方法
  • 改行までが値になります。
  • #で始まる行はコメントとみなされます。
  • 値が存在しない行を定義した場合,その行は無視されます。
  • 値の後ろには,空白やコメントなどの文字列は追加できません。追加した場合,不正な値と解釈されます。
(例) <キー名称> = <値> #<コメント>
  • 記載する文字はJavaの仕様に従って,ISO 8859-1 文字エンコーディングを使用してください。

(2) ファイルの格納先

注※
ユーザ定義ファイル格納先環境変数(CJCLUSRCONFDIR)で指定したディレクトリです。cjclstartapコマンドを実行する前に,必ずこの環境変数を設定してください。EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数の設定については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(EJBコンテナ)」の「3.3.4 EJBクライアントアプリケーションの実行に必要な環境変数の設定」を参照してください。

(3) 機能

cjclstartapコマンドを使用する場合に,Javaアプリケーションを実行するJavaVMのシステムプロパティを指定します。

usrconf.propertiesとusrconf.cfgのadd.jvm.argの-Dに同じキーが指定されている場合は,usrconf.propertiesの値が優先されます。

Javaアプリケーションを実行中に,このファイルの内容を変更した場合,変更した内容は,次回Javaアプリケーションを起動したときに反映されます。

(4) Javaアプリケーションのカスタマイズ用キー

Javaアプリケーションの開始コマンドでは,次に示すシステムプロパティのキーに値を設定することで,Javaアプリケーションの動作をカスタマイズできます。

ここでは,キーを次の分類に分けて説明します。

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるキーを次の表に示します。

注意
ここでは,次の内容について説明します。
  • Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるキーの概要
    指定できるキーのうち,J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーについては,ここでは詳細を説明しません。
    共通のキーの詳細については,「2.4 usrconf.properties(J2EEサーバ用ユーザプロパティファイル)」を参照してください。Javaアプリケーションの場合には,「J2EEサーバ」を「Javaアプリケーション」と読み替えてください。
    なお,J2EEサーバ用のキーと指定内容が異なる場合には,ここでキーの詳細についても説明します。
  • J2EEサーバ用のキーとの差異(J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーと指定内容が異なる場合)
    Javaアプリケーション用のキーとJ2EEサーバ用のキーの指定内容が異なる場合には,キーの詳細について説明します。差異に関する記述が特にない場合には,J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーと同じ内容を指定してください。差異の有無は「差異」列に表記します。
  • Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル独自のキーの詳細
    Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル独自のキーについては,ここでキーの詳細を説明します。
(a) ejbserver.applicationから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.applicationから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(b) ejbserver.applicationから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.appname なし AppNameのフィールドに出力するデフォルトのアプリケーション名を指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.autoFlush.enabled 独自 メッセージ出力後にflushをするかどうかを指定します。

trueを指定した場合:
メッセージごとにflushをします。

falseを指定した場合:
flushをしません。
CJMPMessageFileHandlerを使用しない場合,指定は不要です。また,アプリケーションプログラムで明示的にjava.util.logging.Handler.flush()を呼び出している場合には,trueを指定しないでください。
false
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.count なし ログファイルの面数を指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.encoding なし 出力する文字列のエンコーディングを指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.filter なし 使用するフィルタを,パッケージ名を含むフルネームで指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.formatter なし 使用するフォーマッタを,パッケージ名を含むフルネームで指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.level なし ログの取得レベルの上限を指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.limit なし ログファイルの容量を指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.msgid なし MsgIDのフィールドに出力するデフォルトのメッセージIDを指定します。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.path あり ログファイル名のプリフィックスを1〜255バイトの範囲で指定します。パスは,相対パスで指定します。なお,パス名の終端に,半角数値を指定しないでください。
ここで指定したプリフィックスに"xx(1〜16の整数).log"が付加された値が,トレース情報ファイルの名称になります。
パスに指定された半角英文字の大文字と小文字は区別されません。また,パス値の長さは,次のA+B+C値の合計が値の範囲に収まるよう指定してください。
  • A(Windowsの場合):<ログ出力先ルート(ejbserver.client.log.directoryの値)>\user\(デフォルトは<Cosminexusインストールディレクトリ>\CC\client\logs\user\)
  • A(UNIXの場合):<ログ出力先ルート(ejbserver.client.log.directoryの値)>/user/(デフォルトは/opt/Cosminexus/CC/client/logs/user/)
  • B:ユーザの指定したプリフィックスの長さ
  • C:"xx.log"の6文字
 
このほか,パスを指定するときには次の点に注意してください。
  • Propertiesファイルにはnativeの2バイトコードなどは使用できないため,native2asciiなどを利用してUnicodeの文字列を取得して指定してください。
  • 絶対パスで指定しないでください。また,相対パスの"..\"(UNIXの場合,"../")は使用しないでください。
  • パスに日本語文字などを含む場合は,その文字を処理できるロケール設定がされている環境下でJavaVMが動作している必要があります。
パスをほかのハンドラと同一に設定することはできません。そのような設定にした場合,そのハンドラは作成されません。
ejbserver.application.userlog.CJLogHandler.<ハンドラ名称>※1.separator なし CJSimpleFormatterを利用して,1文でメッセージを出力するためのセパレータを指定します。
ejbserver.application.userlog.loggers なし 使用するロガーの名称を宣言します。
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※2.filter なし ロガーで使用するフィルタを,パッケージ名を含むフルネームで指定します。
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※2.handlers なし 指定のロガー名称に対して,ハンドラクラスを指定します。
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※2.level なし ロガーのログ出力レベルを指定します。
ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>※2.useParentHandlers なし ログレコードを受け取ったロガーから,親ロガーの接続しているハンドラへログレコードを伝播させるかどうかを指定します。

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(b) ejbserver.applicationから始まるキー」を参照してください。

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(b) ejbserver.applicationから始まるキー」を参照してください。

注※1
ハンドラ名称はプロパティの値を区別するために使用します。半角英数字で始まる1〜1024バイトのクラス文字セットで指定してください。"default"を指定した場合は,すべてのCJLogHandlerが共通のデフォルト値として認識するプロパティを示します。

注※2
ロガー名称は,Logger.getLogger(<ロガー名称>)でロガーのインスタンスを取得するときに指定する"."付きの名称で,あらかじめ,ejbserver.application.userlog.loggersプロパティで宣言する必要があります。ロガー名称については,java.util.logging.Loggerの仕様に従ってください。
半角英数字で始まる1〜1024バイトのクラス文字セットで指定してください。"default"を指定した場合は,すべてのCJLogHandlerが共通のデフォルト値として認識するプロパティを示します。
なお,ロガー名称で識別されるプロパティは,ユーザログ機能のロガークラスの初期化で使用されます。
ロガー名称の最後を.handlersで終了させた場合,ejbserver.application.userlog.Logger.<ロガー名称>.handlersのプロパティ指定時に紛らわしくなるため,ロガー名称は".handlers"で終了させないことを推奨します。

(b) ejbserver.clientから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.clientから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(c) ejbserver.clientから始まるキー」を参照してください。

なお,uCosminexus Clientを使用する場合は,格納ディレクトリの「<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC」を,「<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CCL」と読み替えてください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.client.ctm.RequestPriority なし CTM内のキューに滞留したリクエストを引き出す時のプライオリティ(優先順位)を指定します。
ejbserver.client.ejb.log 独自 ejbserver.client.log.directoryキーに指定したディレクトリの下のJavaアプリケーションが出力するメッセージのログ出力先のディレクトリ名を1〜16バイトの範囲で指定します。指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),およびハイフン(-)だけです。ディレクトリのパス区切り文字には,スラッシュ(/)を使用してください。複数のJavaアプリケーションを使用する場合は,EJBアプリケーションごとに,ログ出力先を指定してください。
アクセス権がないディレクトリまたはファイル名を指定した場合は,KDJE51003-Eのメッセージが標準出力とcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーションが終了します。

  • サブディレクトリ専有モードの場合
    ejb
  • サブディレクトリ共有モードの場合
    なし
ejbserver.client.log.appid 独自 Javaアプリケーションのログ出力先のサブディレクトリ名を1〜16バイトで指定します。
指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),およびハイフン(-)だけです。このキーを指定した場合は,毎回同じサブディレクトリが使用されるため,サブディレクトリの削除はされません。一つのJavaアプリケーションを複数起動しない場合に使用すると,専用のサブディレクトリでログファイルを管理できます。複数同時に起動する場合,このキーは指定しないでください。
16バイトを超える文字列を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,通常値が使用されます。
サブディレクトリ専有モードの通常値として使用されるEJBクライアントアプリケーション識別IDには,vbjコマンドの場合,Javaアプリケーションの開始時刻とプロセスIDが使用されます。

  • サブディレクトリ専有モードの場合
    <EJBクライアントアプリケーション識別ID>
  • サブディレクトリ共有モードの場合
    なし
ejbserver.client.log.directory 独自 Javaアプリケーションのログ出力先の絶対パスを1〜200バイトで指定します。
指定できる文字は,半角英数字,アンダースコア(_),ハイフン(-),およびスペース( )だけです。なお,スペースを指定できるのはWindowsの場合だけです。空白文字を含むディレクトリを指定する場合は,パス名を引用符で囲んでください。例えば,C:\logs\ejb clientを設定する場合は,次のように指定します。
ejbserver.client.log.directory="C:\logs\ejb client"
 
200バイトを超えるパスを指定した場合はKDJE51001-Wのメッセージ,指定がない場合はKDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,通常値が使用されます。
ディレクトリにアクセス権がない場合や,ファイル名を指定した場合は,KDJE51003-Eのメッセージが標準出力とcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーションが終了します。
通常値を使用する場合で,Cosminexus Developer's Kit for Java以外のJavaを使用してJavaアプリケーションを起動した場合は,KDJE51004-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,Javaアプリケーション実行ディレクトリが使用されます。
Windowsの場合,UNC名を含むパスは指定できません。UNIXの場合,nfsマウントされたディスク上へのパスは指定できません。
なし
ejbserver.client.log.directorynum 独自 Javaアプリケーションのログ出力先のサブディレクトリ数を,1〜16の整数値で指定します。
指定したサブディレクトリ数を超えた場合は,いちばん古いclient_process_endファイルがあるサブディレクトリが削除されます。なお,0を指定した場合,サブディレクトリ数は無制限になり,サブディレクトリは削除されません。ejbserver.client.log.directoryに通常値のディレクトリを使用する場合は,このキーを指定しないでください。指定がない場合や0〜16以外の値を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力され,通常値が使用されます。
Javaアプリケーションを同時に17個以上起動する場合は,このキーには0を指定してください。この場合,サブディレクトリの管理にはcjcldellogコマンドを使用してください。
また,複数のJavaアプリケーションを同時に起動する場合,KDJE51005-Wのメッセージが頻繁に出力されるときには,サブディレクトリ数がこのキー値を超えていることがあります。この場合,このキーに0を指定して,cjcldellogコマンドを使用してサブディレクトリを管理してください。なお,このメッセージが出力される場合も,Javaアプリケーションは問題なく動作します。
cjcldellogコマンドについては,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cjcldellog(Javaアプリケーションのシステムログ出力先サブディレクトリの削除)」を参照してください。
なお,次の場合,このキーの指定は無効になります。
ejbserver.client.log.appidキーを指定した場合
サブディレクトリ共有モードの場合
なし
ejbserver.client.log.lockInterval 独自 ログファイルの排他処理に失敗したときのリトライ間隔(単位:ミリ秒)を0〜2147483647の整数値で指定します。範囲外の値や整数値以外を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージがcjlogger.logファイルに出力されて,デフォルト値が使用されます。サブディレクトリ共有モードで動作するJavaアプリケーションがcjlogger.logファイルにKDJE90002-Eメッセージを出力して終了する場合に使用します。このプロパティは,サブディレクトリ共有モードで有効です。サブディレクトリ専有モードの場合は無視されます。 10
ejbserver.client.log.lockRetryCount 独自 ログファイルの排他処理に失敗したときのリトライ回数(単位:回)を0〜2147483647の整数値で指定します。範囲外の値や整数値以外を指定した場合は,KDJE51002-Wのメッセージをcjlogger.logファイルに出力して,デフォルト値を使用します。サブディレクトリ共有モードで動作するJavaアプリケーションがcjlogger.logファイルにKDJE90002-Eメッセージを出力して終了する場合に使用します。このプロパティは,サブディレクトリ共有モードで有効です。サブディレクトリ専有モードの場合は無視されます。 1000
ejbserver.client.transaction.clientName 独自 トランザクションサービスが使用するクライアント名を1〜128文字の文字列で指定します。使用できる文字は,半角英数字(0〜9,A〜Z,a〜z),アンダースコア(_)またはハイフン(-)です。
ここに設定するクライアント名は,Javaアプリケーションのプロセスごとに別の名前を設定する必要があります。
また,同一マシン上で動作するJ2EEサーバ名とは別の名前にする必要があります。
なし
ejbserver.client.transaction.enabled 独自 Javaアプリケーションでトランザクションを使用するかどうかを指定します。

trueを指定した場合:
トランザクションを使用できます。

falseを指定した場合:
トランザクションを使用できません。
false

(凡例)

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(c) ejbserver.clientから始まるキー」を参照してください。

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(c) ejbserver.clientから始まるキー」を参照してください。

注※
空白文字とは,半角スペース,タブ,LF(0x0a),CR(0x0d)またはFF(0x0c)のことを指します。

(c) ejbserver.containerから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.containerから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(h) ejbserver.containerから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.container.rebindpolicy なし EJBメソッドの呼び出し時に通信障害が発生した場合の,EJBクライアント側でのコネクションの再接続動作とリクエストの再送動作を指定します。

(凡例)

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(h) ejbserver.containerから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(h) ejbserver.containerから始まるキー」を参照してください。

(d) ejbserver.distributedtxから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.distributedtxから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(k) ejbserver.distributedtxから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.distributedtx.ots.status.directory1 あり インプロセストランザクションサービスのステータスファイル,および保守資料としてのステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。パス区切り文字は”/”を使用してください。
アプリケーションサーバで相対パスを指定した場合,次のディレクトリからのパスとなります。
  • Windowsの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>\ejb\<サーバ名称>
  • UNIXの場合
    <Cosminexus作業ディレクトリ>/ejb/<サーバ名称>
Javaアプリケーションで相対パスを指定した場合,Javaアプリケーションの実行ディレクトリからのパスとなります。
同一マシン内で稼働するほかのJ2EEサーバや,ほかのJavaアプリケーションプロセスと重ならないように,別のディレクトリを指定する必要があります。
なし
ejbserver.distributedtx.ots.status.directory2 なし インプロセストランザクションサービスのステータスファイルを二重化する場合,予備ステータスファイルおよび保守資料としての予備ステータスファイルのバックアップを格納するディレクトリを指定します。
ejbserver.distributedtx.recovery.port あり トランザクションリカバリで使用する固定ポート番号を1〜65535の整数値で指定します。無効な値を指定した場合や指定したポートがすでに使用されていた場合には,初期化処理がエラーとなります。 なし

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(k) ejbserver.distributedtxから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(k) ejbserver.distributedtxから始まるキー」を参照してください。

(e) ejbserver.jndiから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.jndiから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(s) ejbserver.jndiから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.jndi.cache あり 分散オブジェクトのキャッシングをするかどうかを指定します。

キャッシングをする場合:
onを指定します。

キャッシングをしない場合:
offを指定します。
また,javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClassキーにcom.hitachi.software.ejb.rmi.PortableRemoteObjectを,javax.rmi.CORBA.UtilClassキーにcom.hitachi.software.ejb.rmi.Utilを指定する必要があります。
off
ejbserver.jndi.cache.interval あり 分散オブジェクトのキャッシングをする場合,キャッシュをクリアする間隔(単位:秒)を0〜2147483647の整数値で指定します。ただし,1〜2147483647以外の値を指定した場合,クリアしません。また,javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClassキーにcom.hitachi.software.ejb.rmi.PortableRemoteObjectを,javax.rmi.CORBA.UtilClassキーにcom.hitachi.software.ejb.rmi.Utilを指定する必要があります。
ネーミングサービスの障害検知機能を使用している場合は,短い値(60秒)を指定することを推奨します。
ejbserver.jndi.cache.interval.clear.option なし インターバル経過後のネーミングでのキャッシュ領域に対する動作を決定します。
ejbserver.jndi.namingservice.group.list なし ラウンドロビン検索をする場合に,検索対象になる論理ネーミングサービスのグループを定義します。
ejbserver.jndi.namingservice.group.<Specify group name>.providerurls なし 各グループに属するネーミングサービスのルート位置を指定します。
ejbserver.jndi.request.timeout なし ネーミングサービスとの通信タイムアウト時間を指定します。

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(s) ejbserver.jndiから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(s) ejbserver.jndiから始まるキー」を参照してください。

(f) ejbserver.jtaから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.jtaから始まるキーを次に示します。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.jta.TransactionManager.defaultTimeOut あり Javaアプリケーションで開始されるトランザクションのトランザクションタイムアウトのデフォルト値(単位:秒)を次の範囲で指定します。

1.4モードの場合:
1〜2147483647

ベーシックモードの場合:
1〜2000000

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(u) ejbserver.jtaから始まるキー」を参照してください。

(g) ejbserver.loggerから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.loggerから始まるキーを次に示します。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenum あり Javaアプリケーションのログファイルの面数を指定します。

サブディレクトリ専有モードの場合:
1〜16の整数値で指定します。

サブディレクトリ共有モードの場合:
1〜64の整数値で指定します。
面数を変更する場合は,該当するログファイルに出力しているプロセスをすべて停止し,ログファイルとmmapディレクトリ以下のログ管理ファイルを別のディレクトリへ移動,または削除してください。
2
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesize あり Javaアプリケーションのログファイルのサイズを指定します。

サブディレクトリ専有モードの場合:
4096〜2147483647の整数値で指定します。

サブディレクトリ共有モードの場合:
4096〜16777216の整数値で指定します。
サイズを変更する場合には,該当するログファイルに出力しているプロセスをすべて停止し,ログファイルとmmapディレクトリ以下のログ管理ファイルを別のディレクトリへ移動,または削除してください。
1048576
ejbserver.logger.enabled.* あり ログレベルを指定します。Error,Warning,Information,Debugのうち,一つまたは複数を指定します。
一つだけ指定した場合は,該当するログレベルのログだけが出力されます。複数指定する場合は,レベル名の文字列の間をコンマ(,)で区切ります。
なお,シェルスクリプトを使用してシステムプロパティを設定する場合,このキーは指定できません。
Error

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

注※
チャネル名称として次に示す名称を設定できます。
ClientMessageLogFile,ClientExceptionLogFile,ClientMaintenanceLogFile,EJBContainerLogFile,UserOutLogFile,UserErrLogFile
資料の取得については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ 機能解説 保守/移行/互換編」の「2.3 資料の取得」を参照してください。

(h) ejbserver.rmiから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.rmiから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(z) ejbserver.rmiから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.rmi.request.timeout なし クライアントとサーバ間の通信タイムアウト時間(単位:秒)を指定します。

(凡例)

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(z) ejbserver.rmiから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(z) ejbserver.rmiから始まるキー」を参照してください。

(i) ejbserver.securityから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.securityから始まるキーを次に示します。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.security.service.url 独自 セキュリティ認証処理をするJ2EEサーバが接続されているCORBAネーミングサービスを指定します。java.naming.provider.urlで指定されたネーミングサービス以外のネーミングサービスに接続しているJ2EEサーバで認証処理をする場合に指定します。なお,接続するJ2EEサーバ名は,ejbserver.serverNameキーに指定しておく必要があります。
corbaname形式で指定してください。省略した場合は,java.naming.provider.urlで指定されたネーミングサービスが使用されます。
(指定形式)
corbaname::<ネーミングサービスのホスト名>:<ネーミングサービスのポート番号>
corbaname::localhost:900

(凡例)

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

(j) ejbserver.serverから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.serverから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(aa) ejbserver.serverから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.serverName 独自 Javaアプリケーションが接続するJ2EEサーバのサーバ名称を指定します。 なし
ejbserver.server.prf.PRFID なし PRF識別子を指定します。

(凡例)

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(aa) ejbserver.serverから始まるキー」を参照してください。

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(aa) ejbserver.serverから始まるキー」を参照してください。

(k) ejbserver.stdoutlogから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるejbserver.stdoutlogから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(ac) ejbserver.stdoutlogから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
ejbserver.stdoutlog.autoflush なし ユーザ出力ログおよびユーザエラーログの自動フラッシュ機能を有効にするかどうかを指定します。

(凡例)

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(ac) ejbserver.stdoutlogから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(ac) ejbserver.stdoutlogから始まるキー」を参照してください。

(l) javaから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるjavaから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(af) javaから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
java.naming.factory.initial あり JNDIのInitialContextがデレゲートするコンテキストの実装クラスのファクトリクラスを指定します。各設定値での動作を次に示します。

com.hitachi.software.ejb.jndi.InsContextFactory :
JNDIラウンドロビン検索機能を使用しないで,通常の検索機能を使用する場合に指定するコンテキストです。

com.hitachi.software.ejb.jndi.GroupContextFactory :
J2EEサーバ内アプリケーション(EJB)の実行時に,JNDIラウンドロビン検索機能を使用する場合に指定するコンテキストです。
なお,旧バージョンで使用されていた値(com.hitachi.software.ejb.jndi.spi.cosnaming.CNCtxFactory)と互換性があります。
java.naming.provider.url 独自 Javaアプリケーションが利用するCORBAネーミングサービスのホスト名称とポート番号を指定します。このCORBAネーミングサービスは,該当するJavaアプリケーションから呼び出すJ2EEサーバが利用しているものです。
なお,旧バージョンで使用されていたプロトコル(iioplocまたはiiopname)と互換性があります。
(指定形式)
corbaname::[ホスト名称]:[ポート番号]
なし
javax.xml.datatype.DatatypeFactory 独自 javax.xml.datatype.DatatypeFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.jaxp.datatype.DatatypeFactoryImpl
javax.xml.parsers.DocumentBuilderFactory 独自 javax.xml.parsers.DocumentBuilderFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.jaxp.DocumentBuilderFactoryImpl
javax.xml.parsers.SAXParserFactory 独自 javax.xml.parsers.SAXParserFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.jaxp.SAXParserFactoryImpl
javax.xml.transform.TransformerFactory 独自 javax.xml.transform.TransformerFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.transform.processor.TransformerFactoryImpl
javax.xml.xpath.XPathFactory\:http\://java.sun.com/jaxp/xpath/dom 独自 javax.xml.xpath.XPathFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.xpath.jaxp.XPathFactoryImpl
javax.xml.validation.SchemaFactory\:http\://www.w3.org/2001/XMLSchema 独自 javax.xml.validation.SchemaFactoryの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.jaxp.validation.XMLSchemaFactory

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(af) javaから始まるキー」を参照してください。

(m) orgから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるorgから始まるキーを次に示します。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
org.w3c.dom.DOMImplementationSourceList 独自 org.w3c.dom.DOMImplementationSourceListの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.dom.DOMXSImplementationSourceImpl
org.xml.sax.driver 独自 org.xml.sax.driverの実装クラス名を指定します。 com.cosminexus.jaxp.impl.parsers.parsers.SAXParser
org.xml.sax.parser 独自 org.xml.sax.parserの実装クラス名を指定します。 org.xml.sax.helpers.XMLReaderAdapter

(凡例)

独自:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイル固有のキーです。キーの詳細については,「内容」の列を参照してください。

(n) vbroker.orbから始まるキー

Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルで指定できるvbroker.orbから始まるキーを次に示します。J2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルと共通のキーの詳細については,「2.4(5)(ah) vbrokerから始まるキー」を参照してください。

キー名称 差異 内容 デフォルト値
vbroker.orb.htc.comt.entryCount なし Cosminexus TPBroker通信トレースファイル1個当たりのエントリ数の上限値を指定します。
vbroker.orb.htc.comt.fileCount なし Cosminexus TPBroker通信トレースファイルの個数の上限値を指定します。 15
vbroker.orb.htc.tracePath あり Cosminexus TPBrokerのトレースファイル出力先のパスを1〜210バイトの範囲で指定します。指定するパスは,Javaアプリケーションごとにユニークにしてください。指定したパスのサブディレクトリとしてcomtrcとmdltrcをあらかじめ作成しておく必要があります。デフォルトの出力先の場合,サブディレクトリcomtrcとmdltrcはJavaアプリケーション初回起動時に自動作成されます。
ディレクトリのパスの区切り記号には,"/"を使用してください。例えば,workディレクトリとして/temp/workを設定する場合,次のように指定します。
vbroker.orb.htc.tracePath=/temp/work

  • Windowsの場合
    <ejbserver.client.ejb.log directoryの値>\TPB\logj
  • UNIXの場合
    <ejbserver.client.ejb.log.directoryの値>/TPB/logj

(凡例)

あり:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルのキーとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルのキーに差異があります。詳細については,「内容」の列を参照してください。

なし:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のキーです。キーの詳細については,「2.4(5)(ah) vbrokerから始まるキー」を参照してください。

−:
Javaアプリケーション用usrconf.propertiesファイルとJ2EEサーバ用usrconf.propertiesファイルで共通のデフォルト値です。デフォルト値の詳細については,「2.4(5)(ah) vbrokerから始まるキー」を参照してください。

(5) 記述例

 
java.naming.provider.url=corbaname::localhost:900
ejbserver.serverName=MyServer