Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)

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10.5 adminagent.xml運用管理エージェント設定ファイル

<この節の構成>
(1) 形式
(2) ファイルの格納先
(3) 機能
(4) ファシリティ名で指定できる論理サーバ種類
(5) 注意事項

(1) 形式

ファシリティ名(論理サーバの種類と起動/停止の動作種別を示す)の設定のあとに,環境変数名および環境変数の値を設定します。

ファシリティ名の設定
<facility>
  <name>「ファシリティ名」</name>
  <class>com.cosminexus.mngsvr.adminagent.impl.CmdExecuter</class>
 

環境変数名および環境変数名の設定
上記ファシリティ名の設定のあとに,次の記述を追加します。
<init-param>
  <param-name>adminagent.facility.CmdExecuter.env.「環境変数名」</param-name>
  <param-value>「環境変数の値」</param-value>
</init-param>
 

(2) ファイルの格納先

(3) 機能

システム管理者の代わりに,論理サーバの起動,または設定ファイルの更新をします。

このファイルで初期設定されている環境変数の値を変更する必要がある場合,または環境変数を追加または削除する必要がある場合は,この設定ファイルを編集してください。

(4) ファシリティ名で指定できる論理サーバ種類

ファシリティ名で指定できる論理サーバ種類と,起動/停止の動作の種別を次の表に示します。

論理サーバ種類 起動/停止種別 ファシリティ名 備考
パフォーマンストレーサ 起動 prf-start
停止 prf-stop
スマートエージェント
(Windowsの場合)
起動 osagent-start
停止 osagent-stop
スマートエージェント
(UNIXの場合)
起動 osagent-start
ネーミングサービス 起動 naming-service-start
CTMドメインマネジャ 起動 ctm-dommng-start
停止 ctm-dommng-stop
CTM 起動 ctm-start
停止 ctm-stop
SFOサーバ 起動 sfo-server-start
停止 sfo-server-stop
J2EEサーバ 起動 j2ee-server-start J2EEサーバでデータベースを利用する場合には,J2EEサーバ起動時の環境変数にデータベース固有の設定をする必要があります。
停止 j2ee-server-stop
WEBサーバ
(Windowsの場合)
起動 web-server-start
停止 web-server-stop
WEBサーバ
(UNIXの場合)
起動 web-server-start

(凡例)−:ありません。


(5) 注意事項