Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
次のようにキーを指定します。
<キー名称>=<値>
運用管理エージェントを実行するJavaVMの起動オプションを指定します。
このファイルが存在し,かつ運用管理エージェントからこのファイルの読み込みができる場合に,ファイルの内容が反映されます。このファイルが存在する場合に,運用管理エージェントからこのファイルの読み込みができないときには,運用管理エージェントの起動に失敗します。
このファイルが存在しない場合は,オプションの設定は行わないで,運用管理エージェントが起動されます。
指定できるキーとデフォルト値を次に示します。不正なキーを指定した場合は,運用管理エージェントの起動に失敗します。
キー名称 | 内容 | デフォルト値 |
---|---|---|
add.class.path | クラスパスに追加する値を指定します。 複数の値を指定する場合,同じキー名称を使用して,クラスパスを指定してください。指定内容には,Cosminexusのインストールディレクトリを「${cosminexus.home}」で指定できます。 (指定例) add.class.path=C:/home/lib/mylib.jar |
なし |
add.jvm.arg | JavaVMを起動するときのオプションを指定します。 次のJavaVMのオプションを指定できます。
(指定例) add.jvm.arg=-Xms128m add.jvm.arg=-Xmx256m JavaVMが認識できない値を指定した場合,運用管理エージェントの起動は失敗します。 |
なし |
add.library.path | ライブラリ検索パスに追加する値を指定します。 複数の値を指定する場合,同じキー名称を使用して,ライブラリ検索パスを指定してください。指定内容には,Cosminexusのインストールディレクトリを「${cosminexus.home}」で指定できます。 (指定例) add.library.path=C:/home/bin |
なし |
add.network.drive | ネットワークドライブとして割り当てるドライブの名前および割り当て先のディレクトリパスを指定します。 (指定例) X=\\host\dir UNIXで設定した場合,/opt/Cosminexus/manager/adminagent.errにKEOS21401-Eメッセージが出力されて,終了コード1で運用管理エージェントが終了します。 |
なし |
運用管理エージェントでjava.lang.OutOfMemoryErrorが発生した場合に,このファイルで,次のようにJavaヒープの最大サイズを拡張します。
add.jvm.arg=-Xmx<Javaヒープの最大サイズ>
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