Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)
Javaプロパティ形式です。
Smart Composer機能で提供するコマンドの共通引数のデフォルト値を設定します。このファイルはすべてのクライアントで共通のデフォルト値を設定する場合に使用します。
指定できるキーについて次に示します。なお「省略値」とは,パラメタの指定がない場合に仮定される値です。
「VR」とは,パラメタが導入・変更されたアプリケーションサーバのバージョンです。
キー名称 | 内容 | 指定可能値 | 省略値 | VR |
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cmx.apply_user | このファイルを適用するクライアントのOSのユーザIDを設定します。ユーザIDはコンマ「,」で区切って指定します。また,WindowsのサービスからSmart Composer機能のコマンドが呼び出される場合に,この定義ファイルを適用するには,Windows XPまたはWindows Server 2003の場合は「SYSTEM」を,それ以外の場合は「<ホスト名>$」(<ホスト名>は,Management Serverが稼働するホストのホスト名)を指定してください。 | OSに登録されているユーザ名 | なし | 06-70 |
cmx.connect.host※1 | 共通引数の-mオプション省略時に仮定するホスト名,およびIPアドレスを設定します。 IPアドレスは,メタキャラクタを用いた正規表現で指定できます。IPアドレスが正規表現で指定された場合,利用できるローカルIPアドレスのうちマッチするIPアドレスを採用します。※2 |
指定できる値を次に示します。
|
なし | 06-50 |
cmx.connect.userid | 共通引数の-uオプション省略時に仮定するユーザIDを設定します。 管理ユーザアカウントの省略機能が有効の場合,このプロパティの指定は無視されます。 |
Management Serverの管理ユーザアカウントのユーザID | なし | 06-50 |
cmx.connect.passwd | 共通引数の-pオプション省略時に仮定するパスワードを設定します。 管理ユーザアカウントの省略機能が有効の場合,このプロパティの指定は無視されます。 |
Management Serverの管理ユーザアカウントのパスワード | なし | 06-50 |
cmx.wait | 共通引数の-waitオプションをデフォルトにする場合は,trueを,-nowaitオプションをデフォルトにする場合は,falseを設定します。 | 指定できる文字列を次に示します。
|
false | 06-50 |
cmx.verbose | 共通引数の-verboseオプションをデフォルトにする場合は,trueを,-noverboseオプションをデフォルトにする場合は,falseを設定します。 | 指定できる文字列を次に示します。
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false | 06-50 |
cmx.websystem.name | 次に示すコマンドの-sオプション省略時に,Webシステム名を設定します。
|
Webシステム名 | なし | 07-50 |
cmx.lb※4 | cmx_delete_systemコマンドの-lbオプション省略時に,負荷分散機の仮想サーバに対する動作を設定します。
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指定できる文字列を次に示します。
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なし | 07-10 |
cmx.encoding | cmx_export_modelコマンドの-encodingオプション省略時に仮定する文字エンコーディングを指定します。 指定できる値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cmx_export_model(簡易構築定義ファイルの出力)」を参照してください。 |
文字エンコーディング名 | UTF-8 | 07-50 |
cmx.indent | cmx_export_modelコマンドの-indentオプション省略時に仮定するインデントサイズを指定します。 指定できる値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cmx_export_model(簡易構築定義ファイルの出力)」を参照してください。 |
0〜8の整数 | 2 | 07-50 |
cmx.myhost | cmx_export_modelコマンドの-myhostオプション省略時に仮定する運用管理サーバマシンのホスト名を指定します。 指定できる値については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ リファレンス コマンド編」の「cmx_export_model(簡易構築定義ファイルの出力)」を参照してください。 |
ホスト名 | なし | 07-50 |
cmx.output.mode | コマンドの実行結果およびメッセージの出力先モードを指定します。 指定できる文字列を次に示します。
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指定できる値を次に示します。
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8 | 08-00 |
cmx.apply_user=Administrator,muser1 cmx.connect.host=localhost:28080 cmx.connect.userid=admin cmx.connect.passwd=p1574809 cmx.wait=true #cmx.verbose=false cmx.websystem.name=MyWebSystem cmx.lb=deletevs
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