24.9.6　統計情報出力機能の初期化処理に失敗したときの，モニタ対象稼働中情報取得時の条件をカスタマイズしたい場合

統計情報出力機能の初期化処理に失敗したときに，モニタ対象稼働中情報が取得されます。この場合の取得時の条件をカスタマイズできます。

本製品では，次のモニタ対象稼働中情報が取得されます。

これらの取得時の条件をカスタマイズする方法を次に示します。

モニタリング情報の取得有無の変更

モニタリング情報を取得するかどうかを変更したい場合は，config.properties（本製品の設定ファイル）の次のプロパティで設定を変更できます。

snapshot.on-init-stats.watchcommand.enabled=[true|false]

スレッドダンプ情報の取得回数の変更

スレッドダンプ情報の取得回数を変更したい場合は，config.properties（本製品の設定ファイル）の次のプロパティで設定を変更できます。

snapshot.on-init-stats.threaddumpnum=<取得回数>

スレッドダンプ情報の取得間隔の変更

スレッドダンプ情報の取得間隔を変更したい場合は，config.properties（本製品の設定ファイル）の次のプロパティで設定を変更できます。

snapshot.default.threaddumpinterval=<取得間隔ミリ秒>

重要: スレッドダンプの取得間隔を変更すると，モニタ対象プロセスの終了要求時の，スナップショットログ収集REST API呼び出し時の取得間隔にも，その変更が反映されます。