17.9.3　モニタ対象プロセスの停止要求時，停止する前にモニタ対象稼働中情報を取得したい場合

プロセスモニタはモニタ対象プロセスの停止要求を検知し，モニタ対象プロセスが停止する前にモニタ対象稼働中情報を取得できます。config.properties（本製品の設定ファイル）のプロパティで設定できます。デフォルトでは，取得されません。

モニタ対象プロセスの停止要求時に，モニタ対象稼働中情報を取得するための設定方法を次に示します。

モニタリング情報の取得を有効にする設定

モニタ対象プロセスの停止要求時にモニタリング情報を取得したい場合は，config.properties（本製品の設定ファイル）の次のプロパティにtrueを設定してください。

snapshot.onshutdownrequest.watchcommand.enabled=true

スレッドダンプ情報の取得回数の設定

モニタ対象プロセスの停止要求時にスレッドダンプ情報を取得する回数は，次のプロパティに設定してください。

snapshot.onshutdownrequest.threaddumpnum=<取得回数>

重要: これらのプロパティを設定すると，モニタ対象プロセスが停止するまでに時間が掛かります。また，設定してもモニタ対象プロセスの終了方式によっては，モニタ対象稼働中情報を取得できない場合があります。モニタ対象稼働中情報の取得の詳細については，「17.5.1(2)　モニタ対象稼働中情報の取得」を参照してください。