17.6.1 プロセスモニタが稼働しているときの収集方法
プロセスモニタが稼働中の場合,次の方法でスナップショットログを収集できます。
それぞれの収集方法について説明します。
(1) スナップショットログ収集コマンドを実行して収集する
本製品のコマンドを実行することで,スナップショットログを収集できます。実行するコマンドとスナップショットログの出力先は次のとおりです。
- 実行するコマンド
<本製品のインストールディレクトリ>/bin/collect-snapshot.sh
- スナップショットログの出力先
<カレントディレクトリ>/snapshot.zip
スナップショットログ収集コマンドのオプションは,「22.2 スナップショットログ収集コマンド」を参照してください。また,スナップショットログのファイルに含まれる情報については,「17.3 スナップショットログの収集対象」を参照してください。
収集中のログは,プロセスモニタのメッセージログに出力されます。メッセージログの詳細は,「19.2.1 メッセージログ」を参照してください。
(2) HTTPリクエストを送信して収集する
次のURLにHTTPリクエストを送信すると,スナップショットログが収集され,レスポンスとして出力されます。
送信するリクエストの内容を次の表に示します。
|
項目 |
内容 |
|---|---|
|
Method |
GET |
|
URL |
http://<IPアドレス>※1:<ポート番号>※2/api/v1/snapshot |
- 注※1
-
<IPアドレス>にはプロセスモニタを起動させているマシンのIPアドレスを指定してください。
- 注※2
-
<ポート番号>には,プロセスモニタのHTTP機能の受付ポート番号(monitor.rest.portの値の指定値)と同じ値を指定してください。
monitor.rest.portについては,「18.2.4(2) プロセスモニタに関するプロパティ」を参照してください。
出力されるレスポンスの内容を次の表に示します。
|
項目 |
内容 |
|---|---|
|
Status |
200 |
|
Response Header:Content-Type |
application/zip |
|
Response Body |
<スナップショットログデータ> |
HTTPリクエストで指定できるパラメタについては,「23.2 スナップショットログ収集REST API」を参照してください。
また,スナップショットログのファイルに含まれる情報については,「17.3 スナップショットログの収集対象」を参照してください。