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uCosminexus Application Runtime for Spring Boot ユーザーズガイド


10.7.3 修正パッチを適用したDockerイメージをビルドする

ここでは,本製品の修正パッチを適用したDockerイメージをビルドする手順を説明します。なお,ビルドする前に,修正パッチのアーカイブ(PACK_TAR.Z)のパスにファイルが存在することを確認してください。

操作手順

  1. 13.7.2 修正パッチを適用したDockerfileを作成する」で作成したDockerイメージをビルドする。

    docker buildを実行します。

    実行例:

    $ docker build ./ -t ucars:1.0.1-openjdk11-bullseye

    下線部分のイメージ名とタグは任意です。この例では,イメージ名を「ucars」,タグ名を「1.0.1-openjdk11-bullseye」としています。

  2. 9.4 Dockerイメージをビルドする」で作成した「(B) 実行可能JAR/WARを起動するDockerイメージ」のDockerfileのイメージ名・タグ名を書き換える。

    Dockerfileのベースイメージのイメージ名・タグ名を,手順1.でビルドしたDockerイメージのイメージ名・タグ名に変更します。ここでの例に従った場合は「ucars:1.0.1-openjdk11-bullseye」にします。

  3. 手順2.でイメージ名・タグ名を書き換えた「(B') 実行可能JAR/WARを起動するDockerイメージ」をビルドする。