7.3.1 JavaVMログファイルを出力するオプション
JavaVMログファイルを出力するオプションを次に示します。
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-XX:+HitachiOutOfMemoryStackTrace
OutOfMemoryError発生時にスタックトレースを出力するオプションです。なお,このオプションを指定した場合に同時に指定される,-XX:+HitachiOutOfMemorySizeおよび-XX:+HitachiOutOfMemoryCauseが指定された場合も,JavaVMログファイルが出力されます。
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GCが発生したときの拡張verbosegc情報を出力するオプションです。拡張verbosegc情報の取得については,「7.3.2 拡張verbosegc情報の取得」を参照してください。
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System.gc(),System.exit(),Runtime.exit(),またはRuntime.halt()のどれかのAPIを実行したときに,これらのAPIの呼び出しトレースを出力するオプションです。
なお,-XX:HitachiJavaClassLibTraceLineSizeオプションを指定している場合,出力されるトレースは,指定した文字数(バイト数)以内で出力されます。1行の文字数が指定した値を超える場合は,「at」以降の文字列の前半部分が削除されて,指定した文字数分出力されます。
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JITコンパイラ稼働継続機能を有効にするオプションです。JITコンパイルがアプリケーションを構成するメソッドの論理矛盾で失敗すると,JITコンパイラ稼働継続機能のログがJavaVMログファイルに出力されます。
それぞれのオプションを指定した場合の出力内容の詳細については,次の個所を参照してください。