-XX:[+|-]StandardLogToHitachiJavaLog(標準出力のログファイル出力オプション)
形式
- -XX:+StandardLogToHitachiJavaLog
-
JavaVMの標準出力と標準エラー出力の内容をJavaVMログファイルに出力します。
- -XX:-StandardLogToHitachiJavaLog
-
JavaVMの標準出力と標準エラー出力の内容をJavaVMログファイルに出力しません。日立JavaVMを起動したコンソールだけに出力します。
説明
この機能を有効にした場合,JavaVMの標準出力と標準エラー出力の内容をJavaVMログファイルにもあわせて出力します。
- デフォルト値
-
マニュアル「uCosminexus Application Runtime ユーザーズガイド」を参照してください。
出力形式
[id] <date> stdout
出力内容を次に説明します。
- id
-
識別子。
標準出力の場合は[STO]が出力され,標準エラー出力の場合は[STE]が出力されます。
- date
-
ログ出力開始時間。
-XX:+HitachiOutputMilliTimeオプションが指定されている場合は,ミリ秒単位まで出力されます。
- stdout
-
標準出力または標準エラー出力のメッセージ内容です。
出力されたメッセージの内容が次の場合,上記の出力形式とは異なる形式で出力されます。
-
出力されたメッセージ文字列が2,000バイトを超えていて,かつ文字列の最後に改行(\n)がある場合,次の行に空行が出力されます。
-
出力対象のメッセージ文字列の途中に改行がある場合,改行したあとのメッセージには識別子やログ出力開始時間は出力されません。
出力例
[STO]<Fri Jul 19 11:35:33 2019>VM option '+StandardLogToHitachiJavaLog' [STO]<Fri Jul 19 11:35:33 2019>VM option '+PrintVMOptions' [STE]<Fri Jul 19 11:35:33 2019>Invalid initial young generation size: -Xmn0k
注意事項
JavaVMログファイル出力時にエラーが発生した場合,標準エラー出力に出力されるエラーメッセージは,JavaVMログファイルには出力されません。