4.16 日立JavaVMの機能使用時の注意事項
日立JavaVMの機能を使用する際の注意事項について説明します。
-
SIGXFSZシグナル受信時の動作について
JavaVMがSIGXFSZシグナルを受信した場合,次のメッセージを標準出力に出力して処理を継続します。
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: File size limit exceeded.
ただし,ファイルサイズの上限を超える場合は,ファイルへ書き込みません。
-
SIGXCPUシグナル受信時の動作について
JavaVMがSIGXCPUシグナルを受信した場合,次のメッセージを標準出力に出力して処理を継続します。
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM warning: CPU time limit exceeded.
-
フォントに関するメッセージについて
Xサーバのようにコンソール以外のリモート端末上で,GUIのアプリケーションを起動する際,次のようなメッセージが出力される場合があります。
Warning: Cannot convert string "-monotype-arial-regular-r-normal--*-140-*-*-p-*-iso8859-1" to type FontStruct
この場合,xfsコマンドでフォントサーバを起動し,Xサーバ側でxsetコマンドを使用してフォントパスにフォントサーバを指定すると回避できます。その際,フォントサーバの設定ファイルに不足しているフォントパスが指定されていることを確認してください。