2.1.2 新環境の準備【JP1 Cloud Service側作業】
お客様からバージョンアップ依頼受領後,新環境におけるシステム管理マネージャーの構築に際しては,旧環境のシステム管理マネージャーに対して,JP1ミドルウェアのインプレースバージョンアップ(VUP)を実施します。
バージョンアップ作業を行う際には,旧環境のシステム管理マネージャーの停止が必要となります。これに伴い,バージョンアップ作業中は以下の影響があります。
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旧環境のシステム管理マネージャーが提供する各JP1/Baseからのイベントの報告や自動アクション,JP1/IM - Viewおよび統合オペレーション・ビューアーでの接続・操作が行えません
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ジョブ管理とシステム管理で認証連携を行っている場合,ジョブ管理マネージャーではJP1/AJS3 for CSAのジョブ実行できず,JP1/AJS3 - Viewでの接続や操作も行えないという影響があります。
また,JP1 Cloud Service側で移行できるデータを旧環境から新環境へデータ引継ぎを行います。データ引継ぎの詳細について,「1.3 新環境へのデータ引継ぎ」を参照ください。