3.8.2 対処アクションによるメール通知機能の利用方法について(V02-01以降)
特定のイベントが発行された場合,対処アクションの自動実行を用いてメール通知を行うことができます。統合オペレーション・ビューアーの定義ファイル操作機能を用いて,自動対処アクション定義ファイル(autoactconf.json)をダウンロードし,自動対処アクション定義ファイル(autoactconf.json)の編集を行い,編集した定義ファイルをアップロードしてください。
定義ファイル操作機能の利用方法については,「4.2.2監視サービスにおける定義ファイル操作(V02-00以降)」を参照ください。
自動対処アクション定義ファイル(autoactconf.json)のメンバー名「action」に以下の設定を指定してください。
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# |
メンバー名 |
指定内容 |
説明 |
|---|---|---|---|
|
1 |
type |
"cmd" |
OS コマンドを実行する場合に指定します。 |
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2 |
params |
"host":"${event:ACTHOST:} |
− |
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3 |
"cmd":"mail_notification.sh.x ${event:EVSEV:} ${event:EVIDBASE:} ${event:EVSEQNO:} ${event:EVHOST:} ${event:EVDATE:} ${event:EVTIME:} ${event:EVMSG:} グループ名" |
グループ名には,「group1」,「group2」,「group3」のどれかを指定してください。 これらのグループは,JP1 Cloud Serviceのヒアリングシートに記入された通知先メールアドレスのグループに対応付いています。 |
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4 |
"envFile":"/jp1cs/actenv.conf" |
− |
自動対処アクション定義ファイル(autoactconf.json)のサンプルは以下の通りです。
サンプルの赤字箇所は,上記の自動対処アクション定義ファイル(autoactconf.json)のメンバー名「action」の設定値を指定してください。また,黒字箇所は,JP1のマニュアル「JP1 Version 13 JP1/Integrated Management 3 - Manager コマンド・定義ファイル・API リファレンス」における「7.2.4 対処アクションの自動実行」の「(1) 自動対処アクション定義オブジェクト」を参照し,お客様自身の設定内容を入力してください。
上記設定によって通知されるメールのタイトルや本文のサンプルは以下の通りです。