7.2.3 編集
エージェントや管理ノードとして使用するサーバーのホスト情報を編集できます。
ホスト情報一覧画面から,対象のホストを1つ選択して[編集]ボタンをクリックします。起動する以下のダイアログに表示される情報を変更して内容に誤りがないことを確認(チェック)し,[実行]ボタンをクリックして編集します。
複数選択した場合やステータスが操作中のホストを選択した場合,[編集]ボタンが非活性となり,操作できません。
V02-30以降で複数選択した場合には,一括編集のダイアログが起動します。一括編集については,入力項目の表の「一括編集」の説明を参照してください。
- 注意事項
-
仮想割当CPUコア数について,コマンド文を生成してジョブ管理エージェントで実行する場合,閉域の環境(AWS Transit Gatewayなどによりサービスと接続されているネットワーク)から接続して操作を行ってください。インターネット経由での情報収集はできませんのでご注意ください。一括編集についても同様になります。
項目
説明
指定要否
ホスト名
選択したホスト名が表示されます。
−
IPアドレス
ホスト名に対応するIPアドレスを以下のIPv4形式で入力します。
- 形式
-
W.X.Y.Z
W〜Zは,それぞれ0〜255の範囲の数字で入力してください。
必須
接続マネージャーホスト名
このホストの接続先マネージャーホスト名を1つ選択します。
現在,接続先ホストとして選択しているマネージャーと環境種別が同じマネージャーホストが表示され,選択できます。
複数のマネージャーと接続するホストの場合には,主の接続先とするマネージャーを選択してください。
この項目は,ジョブ管理エージェントのライセンス計算に使用されます。選択したマネージャーに紐づくエージェントとして扱われます。
任意
仮想割当CPUコア数
このホストの仮想割り当てCPUコア数を入力します。
0〜8192の範囲の数字で入力してください。
この項目は,ジョブ管理エージェントのライセンス計算に使用されます。物理サーバーとして登録する場合は指定しないでください。指定を省略した場合,0が仮定されます。
また,[コマンド文生成]ボタンをクリックして起動するダイアログで必要な情報を入力(コマンド実行先エージェントホストのOSをLinuxかWindowsから選択)し,[生成]ボタンをクリックすると,このエージェントからの情報収集用コマンド文を生成できます。生成されたコマンド文をコピーし,エージェントでコマンドを実行することで仮想割当CPUコア数の収集・編集ができます。コマンド文を実行すると,サービスポータルに対してREST APIでの通信が発生するため,通信ができるように事前にポートの許可設定などを実施してください。なお,生成されたコマンド文の有効期限は60分です。
任意
物理サーバー名
このホストの物理サーバー名を入力します。
1〜63バイトのASCII文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。
この項目は,ジョブ管理エージェントのライセンス計算に使用されます。このホストが物理サーバーの場合か,物理サーバーの構成が把握できる仮想環境の場合に指定してください。また,物理サーバーのCPUコア数(1以上)と合わせて指定してください。クラウド上の仮想環境などのため,物理サーバーの構成が把握できない場合は指定しないでください。
- 使用禁止文字
-
制御文字および “ ‘ ` $ “ ‘ ‘ スペース
- その他,注意事項
-
ホスト名の大文字小文字は区別されません。
任意
物理サーバーのCPUコア数
物理サーバー名を指定する場合,このホストの物理サーバーのCPUコア数を入力します。
0〜8192の範囲の数字で入力してください。
この項目は,ジョブ管理エージェントのライセンス計算に使用されます。指定を省略した場合,0が仮定されます。1以上を指定する場合,物理サーバー名と合わせて指定してください。
任意
説明
このホストの説明を入力します。
1〜255バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。
このホストにインストールされているJP1の製品名やバージョン情報を入力することもできます。
- 使用禁止文字
-
制御文字および " ' ` $ ” ’ ‘
任意
一括編集(V02-30以降)
複数のホスト情報を一括で編集するコマンド文を生成できます。
起動するダイアログで必要な情報を入力(コマンド実行先ホストのOSをLinuxかWindowsから選択)し,[生成とJSONファイルのダウンロード]ボタンをクリックすると,一括編集用コマンド文の生成と,リクエストボディとなるJSONファイルのテンプレートをダウンロードできます。
生成されたコマンド文をコピーしてリクエストボディ(JSONファイル)※1を編集し,クライアント端末からJSONファイルを指定してコマンドを実行することで一括編集の操作ができます。コマンド文を実行すると,サービスポータルに対してREST APIでの通信が発生するため,通信ができるように事前にポートの許可設定などを実施してください。
なお,生成されたコマンド文の有効期限は60分になるため,あらかじめテンプレートからリクエストボディとなるJSONファイルを作成しておき,コマンド文に入力データとして指定することもご検討ください。
システム負荷の軽減のため,複数の一括操作コマンドを同時に実行しないでください。
リクエストボディの例を以下に示します。
{"hosts":[{"name":"samplehost","address":"192.168.123.45","link_mgrsrv_id":"ajs-mgr99.99.jp1-cld.local","vcpu_num":1,"physsrv_name":"sample","physsrv_cpu_num":8,"description":"","targethost_id":"ajs-mgr99.99.jp1-cld.local"}]}レスポンスで返却する主なステータスコードを※2に示します。
−
- 注※1
-
リクエストボディの形式を以下に示します。
項目
説明
{
−
"hosts" : [ {
−
"name" : ホスト名,
ホスト名(文字列)を指定します。
"address" : IPアドレス,
IPアドレス(文字列)を指定します。
"link_mgrsrv_id" : 接続マネージャーホスト名,
接続マネージャーホスト名(文字列)を指定します。
"vcpu_num" : 仮想割当CPUコア数,
仮想割当CPUコア数(数値)を指定します。
"physsrv_name" : 物理サーバー名,
物理サーバー名(文字列)を指定します。
"physsrv_cpu_num" : 物理サーバーのCPUコア数,
物理サーバーのCPUコア数(数値)を指定します。
"description" : 説明,
説明(文字列)を指定します。
"targethost_id" : 操作対象マネージャーホスト名
操作対象のマネージャーホスト名(文字列)を指定します。このマネージャーホストに紐づくホスト情報に対して操作が行われます。
}, ... ]
要求ホスト情報分だけ繰り返して指定してください。
}
−
- 注※2
-
レスポンスで返却する主なステータスコードを以下に示します。
ステータスコード
説明
202
成功しました。タスクIDを返却します。
400
リクエスト内容が不正です(KBDC10028-E,KBDC10101-E)。
401
認証情報が無効です(KBDC20102-E,KBDC10104-E)。
403
権限がありません(KBDC10028-E,KBDC10020-E)。
404
対象が存在しません(KBDC10028-E,KBDC10020-E,KBDC13007-E,KBDC13035-E)。
409
操作中です(KBDC10501-W,KBDC13504-W)。
503
メンテナンス中です(KBDC13016-E,KBDC13017-E)。