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JP1 Cloud Service サービスポータル 利用ガイド


12.1.2 エクスポート

管理者向けのログの内容をエクスポートしてダウンロードできます。

ログ一覧画面から,対象のログをすべて選択して[エクスポート]ボタンをクリックします。起動する以下のダイアログに必要な情報を入力し,[実行]ボタンをクリックしてエクスポートします。

[図データ]

項目

説明

指定要否

ログ名

選択したすべてのログ名が表示されます。

取得日数

ログの取得日数を選択します。

1日分から選択でき,最大90日分まで選択できます。

システム負荷の軽減のため,取得が必要な最低日数を選択してください。

必須

エクスポートしたログは,実行したタスクのタスク詳細ダイアログのファイル名「<タスクID>.zip」(例:0000000002.zip)のリンクからダウンロードできます。エクスポートを実行したユーザーだけがログをダウンロードできます。

ダウンロードしたファイル中に格納されている各ログのファイル名を以下に示します。

ログ名

ファイル名

ファイル名の例

ポータルユーザー操作ログ

<タスクID>_portallog.csv

0000000002_portallog.csv

ポータルユーザー操作ログの出力形式を以下に示します。

出力形式

日時(dd/MMM/yyyy:hh:mm:ss.SSSSSSSSS ZZZZ),監査の成功/失敗,ユーザーID,メッセージテキスト

説明

  • 文字コードはUTF-8です。

  • 改行コードはLFです。

  • ヘッダー行はありません。

  • 各項目の区切り文字はコンマ(,)です。

  • 各項目はダブルクォート(")で囲まれて出力されます。

  • 日時のタイムゾーンはJSTです。

  • 監査の成功/失敗には,内容に応じて「成功の監査」または「失敗の監査」が出力されます。

出力例

"26/Apr/2021:13:37:30.632352081 +0900","失敗の監査","portal.user","ユーザー アカウント認証を実行しました。アカウントがロックアウトされました。"

"26/Apr/2021:13:37:30.632352081 +0900","失敗の監査","portal.user","ユーザー アカウント認証を実行しました。"

"26/Apr/2021:13:41:17.951368985 +0900","成功の監査","portal.user","ユーザー アカウントのロック解除を実行しました。"

ポータルユーザー操作ログの主な出力契機と,対応して出力される内容を以下に示します。

主な出力契機

監査の成功/失敗

出力されるメッセージテキスト

(複数メッセージの場合はそれらが連続して出力されます)

ログイン成功,

ログイン中,

ログアウト,

およびログイン時にパスワード変更が必要な場合

成功の監査

ユーザー アカウント認証を実行しました。

注意

本メッセージは,ログイン中にも断続的に出力されます。

ログイン失敗

失敗の監査

ユーザー アカウント認証を実行しました。

注意

存在するユーザーアカウントの場合だけ,出力されます。また,複数回出力される場合があります。

パスワード変更

(成功)

成功の監査

アカウントのパスワード変更を実行しました。

パスワード変更

(失敗)

失敗の監査

アカウントのパスワード変更を実行しました。

アカウントのロックアウト

失敗の監査

ユーザー アカウント認証を実行しました。アカウントがロックアウトされました。

ユーザー作成

成功の監査

ユーザー アカウント作成を実行しました。

ユーザー編集

成功の監査

ユーザー アカウント変更を実行しました。

ユーザー削除

成功の監査

ユーザー アカウント削除を実行しました。

ユーザーロック解除

成功の監査

ユーザー アカウントのロック解除を実行しました。

ユーザーパスワードリセット

成功の監査

アカウントのパスワードリセットを実行しました。