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JP1 Cloud Service サービスポータル 利用ガイド


8.1.2 新規作成

実行エージェントを新規に作成できます。

実行エージェント一覧画面から,[新規作成]ボタンをクリックして起動する以下のダイアログに必要な情報を入力し,[実行]ボタンをクリックして作成します。

すでに存在する同種同名の実行エージェントを複数作成することはできません。また,マネージャー種別が「ジョブスケジューラー」以外の場合,[新規作成]ボタンが非活性となり,操作できません。

注意事項

作成する実行エージェントの実行ホスト名は,作成時点で正しく名前解決できている必要があります。

[図データ]

項目

説明

指定要否

種類

実行エージェントの種類を選択します。

エージェント

実行エージェントのことです。

グループ

実行エージェントグループのことです。

必須

エージェント名

実行エージェントまたは実行エージェントグループとして登録したいエージェント名を入力します。

1〜255バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。

アンダーバー(_)2つの「__」で始まる名称は,サービス用に予約されているため,指定できません。

使用禁止文字

制御文字および " ' ` $ ” ’ ‘ : , < > スペース

その他,注意事項
  • 大文字小文字は区別されません。

  • 日本語などのマルチバイト文字も使用できます。ただし,言語環境によって文字バイト長が異なるため,ASCII文字を推奨します。エージェント名に環境依存文字を含む場合,実行エージェントの編集に失敗することがあります。この場合,別の文字を指定して再作成(削除して新規作成)により対処してください。

  • @SYS」で始まる名称は使用できません。

必須

ジョブの受付配信制限の状態

実行エージェントまたは実行エージェントグループのジョブの受付配信制限の状態を選択します。

有効

ジョブを受け付け,実行ホストに配信されます。

無効

ジョブを受け付けません。ただし,すでに受け付けたジョブは実行ホストに配信されます。

保留

ジョブを受け付けます。ただし,実行ホストには配信されません。

閉塞

ジョブを受け付けません。また,実行ホストにも配信されません。

「有効」または「無効」を選択した場合,実行エージェントの状態(接続状態)は「未確認」に設定されます。「保留」または「閉塞」を選択した場合,実行エージェントの状態(接続状態)は「使用不可」に設定されます。

必須

実行ホスト名

ジョブの実行先ホスト名を入力します。

1〜255バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。

マネージャーホスト名は指定できません。

使用禁止文字

制御文字および " ' ` $ ” ’ ‘

その他,注意事項

半角空白文字を含む文字列を指定した場合,除去して処理されます。このため,半角空白文字は使用しないでください。

エージェントのみ指定(必須)

ジョブ実行多重度

ジョブ実行多重度を設定する時間帯と,その時間帯のジョブ実行多重度を以下の形式で入力します。

なお,タイムゾーンはJSTになります。

ジョブ実行多重度により,この実行エージェントで同時に実行できるジョブ数を制限できます。同時実行数が制限されるジョブは,UNIXジョブ,PCジョブ,フレキシブルジョブ,HTTP接続ジョブ,アクションジョブ,カスタムジョブ,および引き継ぎ情報設定ジョブです。同時に実行しようとしたジョブ数が,ジョブ実行多重度に達した場合,それを超えた分のジョブは,実行中のジョブが終了するまでキューイング(実行待ち)の状態になります。

形式

hh:mm-hh:mm=ジョブ実行多重度,hh:mm-hh:mm=ジョブ実行多重度,...

hhに指定できる値は,0〜9または00〜23(単位:時)です。

mmに指定できる値は,0, 00, または30(単位:分)です。

ジョブ実行多重度に指定できる値は,0〜4294967295です。

時間帯とジョブ実行多重度の組み合わせは,最大48まで指定できます。

その他,補足事項
  • 時間帯を重複して指定した場合は,あとで指定した値が反映されます。

  • ジョブ実行多重度を指定しなかった時間帯には,ジョブ実行多重度0が仮定されます。

  • 実行した時刻を含む時間帯を指定した場合,ジョブ実行多重度はすぐに変更されます。

エージェントのみ指定(必須)

属するエージェントと優先順位

実行エージェントグループに関連づける実行エージェント名とそのグループ内での優先順位を以下の形式で入力します。

形式

実行エージェント名[:優先順位],実行エージェント名[:優先順位],...

実行エージェント名にはすでに登録済みの実行エージェントを指定します。

優先順位に指定できる値は,1〜16です。優先順位が一番低いのが1,一番高いのが16です。優先順位が高いほど,ジョブが優先的に実行されます。省略した場合,16が仮定されます。

関連づけできる実行エージェントの数は1,024までです。

グループのみ指定(必須)

説明

実行エージェントまたは実行エージェントグループに対するコメントを入力します。

1〜80バイトの任意文字列(以下,使用禁止文字を除く)を指定可能です。

使用禁止文字

制御文字および " ' ` $ ” ’ ‘

その他,注意事項

説明文の末尾に連続して設定した半角空白文字は無効になる場合があります。このため,末尾に半角空白文字を使用しないでください。

任意