Hitachi

JP1 Cloud Service サービスポータル 利用ガイド


1.3.2 チームの作成

ポータル管理者は,最初にチームを作成します。ポータルのチーム管理者および利用者は,チームの作成はしないため,本節の内容を確認する必要はありません。

チームは,ポータルのユーザーのグルーピングのために利用できます。ポータルのユーザーの一覧画面に表示されるチーム名でフィルタリングやソートをすることで,ポータルのユーザーの絞り込みや検索に利用できます。

また,チームは,環境種別(開発環境,本番環境など)と関連付けることができます。チーム管理者は,自身が所属するチームの情報表示とチームのメンバーに対するユーザー操作だけを実行できます。加えて,関連付けを行うことで,そのチームのチーム管理者は関連付く環境の管理者としても振る舞うことができます。例えば,チームAを本番環境に関連付け,チームBを開発環境に関連付けた場合,チームAのチーム管理者はユーザー作成・編集時に本番環境のホストに対してだけ権限を設定可能です。一方,チームBのチーム管理者は開発環境のホストに対してだけ権限を設定できます。このように,チームに環境種別を関連付けることで,扱いが異なる環境ごとにユーザーを分離して運用することができます。なお,この分離の運用において,ポータル管理者が不要な場合にはサービス窓口までお問い合わせください。

[図データ]

[管理]画面に移動し,[管理]画面のナビメニュー[ユーザー管理]−[チーム一覧]のチーム一覧画面から,[新規作成]ボタンをクリックして起動するダイアログに必要な情報を入力してチームを作成してください。

なお,デフォルトで1つのチームが作成された状態で提供されます。このチーム名を[編集]ボタンから編集してご利用いただくこともできます。

[図データ]

チームの管理機能として,情報表示,新規作成,編集,メンバー変更,削除があります。

チームの操作方法の詳細は,「11.2 チーム一覧」を参照してください。