14.5.7　特定のボリュームのQoSの設定情報を取得する : Hitachi Storage Advisor Embedded ガイド

実行権限

ストレージ管理者（参照）

リクエストライン

GET ＜ベースURL＞/simple/v1/objects/volumes/＜オブジェクトID＞/qos-setting

リクエストメッセージ

オブジェクトID

ボリュームの情報取得で取得したidの値を指定します。

属性	型	説明
id	int	（必須）ボリュームID

クエリパラメータ: なし。

ボディ: なし。

レスポンスメッセージ

ボディ

ボリュームIDが100のボリュームのQoSの設定情報を取得した例を次に示します。

{
    "volumeId": 100,
    "threshold": {
        "isUpperIopsEnabled": true,
        "upperIops": 2000,
        "isUpperTransferRateEnabled": true,
        "upperTransferRate": 20000,
        "isLowerIopsEnabled": true,
        "lowerIops": 1000,
        "isLowerTransferRateEnabled": true,
        "lowerTransferRate": 10000,
        "isResponsePriorityEnabled": false
    },
    "alertSetting": {
        "isUpperAlertEnabled": true,
        "upperAlertAllowableTime": 10,
        "isLowerAlertEnabled": true,
        "lowerAlertAllowableTime": 20,
        "isResponseAlertEnabled": false
    },
    "alertTime": {}
}

属性	型	説明
volumeId	int	ボリュームID
threshold	object	ボリュームのQoSの設定に関する情報が出力されます。 `isUpperIopsEnabled`（boolean） IOPSの上限値の設定が有効かどうか `true`：有効 `false`：無効 `upperIops`（int） IOPSの上限値属性`isUpperIopsEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isUpperTransferRateEnabled`（boolean）データ転送量の上限値の設定が有効かどうか `true`：有効 `false`：無効 `upperTransferRate`（int）データ転送量の上限値（MiBps）属性`isUpperTransferRateEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isLowerIopsEnabled`（boolean） IOPSの下限値の設定が有効かどうか `true`：有効 `false`：無効 `lowerIops`（int） IOPSの下限値属性`isLowerIopsEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isLowerTransferRateEnabled`（boolean）データ転送量の下限値の設定が有効かどうか `true`：有効 `false`：無効 `lowerTransferRate`（int）データ転送量の下限値（MiBps）属性`isLowerTransferRateEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isResponsePriorityEnabled`（boolean） I/O処理の優先度の設定が有効かどうか `true`：有効 `false`：無効 `responsePriority`（int） I/O処理の優先度値が大きいほど優先度が高く、値が小さいほど優先度が低いことを示します。属性`isResponsePriorityEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `targetResponseTime`（int）応答時間の目標値（ミリ秒）属性`isResponsePriorityEnabled`が`true`の場合に出力されます。
alertSetting	object	ボリュームのアラート設定に関する情報が出力されます。 `isUpperAlertEnabled`（boolean） IOPSまたはデータ転送量が継続して上限値を上回る場合に、アラートが出力されるかどうか `true`：出力される `false`：出力されない `upperAlertAllowableTime`（int）上限値を超過してからアラートが出力されるまでの許容時間（秒）属性`isUpperAlertEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isLowerAlertEnabled`（boolean） IOPSまたはデータ転送量が継続して下限値を下回る場合に、アラートが出力されるかどうか `true`：出力される `false`：出力されない `lowerAlertAllowableTime`（int）下限値未達の場合にアラートが出力されるまでの許容時間（秒）属性`isLowerAlertEnabled`が`true`の場合に出力されます。 `isResponseAlertEnabled`（boolean）平均応答時間が継続して目標値未達成の場合にアラートが出力されるかどうか `true`：出力される `false`：出力されない `responseAlertAllowableTime`（int）平均応答時間の目標値未達成の場合にアラートが出力されるまでの許容時間（秒）属性`isResponseAlertEnabled`が`true`の場合に出力されます。
alertTime	object	ボリュームのアラート発生時刻^※に関する情報が出力されます。 `upperAlertTime`（ISO8601string） IOPSまたはデータ転送量が継続して上限値を上回る場合のアラート最終発生時刻（UTC）アラートが出力される設定をしていない、またはアラートが発生していない場合、この属性は出力されません。 `lowerAlertTime`（ISO8601string） IOPSまたはデータ転送量が継続して下限値を下回る場合のアラート最終発生時刻（UTC）アラートが出力される設定をしていない、またはアラートが発生していない場合、この属性は出力されません。 `responseAlertTime`（ISO8601string）平均応答時間が継続して目標値未達成の場合のアラート最終発生時刻（UTC）アラートが出力される設定をしていない、またはアラートが発生していない場合、この属性は出力されません。

注※: ストレージシステムのタイムゾーンを変更すると、タイムゾーンを変更する前のアラート発生時刻が不正な値となります。

ステータスコード

この操作のリクエストに対するステータスコードについては、HTTPステータスコードの説明を参照してください。

コード例

curl -v -H "Accept:application/json" -H "Content-Type:application/json" -H "Authorization:Session b74777a3f9f04ea8bd8f09847fac48d3" -X GET https://192.0.2.100/ConfigurationManager/simple/v1/objects/volumes/100/qos-setting

14.5.7 特定のボリュームのQoSの設定情報を取得する

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