付録N.6 SMI-Sテスト通報
背景
SMI-Sプロバイダに登録されたリスナーに対して、テスト通報を発信することによって、リスナーとSMI-Sプロバイダとの通信の成功または失敗を確認することができます。
前提条件
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リスナープログラムが動作する管理クライアントとSVPが接続されているネットワーク環境が構築されていること。
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リスナーがSMI-Sプロバイダに登録されていること。
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引数に指定するユーザは次のロールが割り当てられている必要があります。
ストレージ管理者(初期設定)
ストレージ管理者(システムリソース管理)
ストレージ管理者(プロビジョニング)
ストレージ管理者(パフォーマンス管理)
ストレージ管理者(ローカルバックアップ管理)
ストレージ管理者(リモートバックアップ管理)
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SMI-Sプロバイダのサービスが起動していること。
操作手順
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SVPでWindowsのコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。
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カレントディレクトリをツールが存在するディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
cd /d C:¥Mapp¥wk¥Supervisor¥MappIniSet
MappSmisArtificialIndicate.bat△[ストレージシステムのシリアル番号]△[ユーザ名]△[パスワード]
△:半角スペース
[]内:引数
- ヒント
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C:¥Mapp:ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。
「C:¥Mapp」以外をインストールディレクトリに指定した場合は、「C:¥Mapp」を、指定のインストールディレクトリに置き換えてください。
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SMI-Sテスト通報の実行結果メッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示された場合は、「(1) SMI-Sテスト通報のエラーと対策」を参照してください。
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「続行するには何かキーを押してください...」のメッセージが表示されます。任意のキーを入力します。
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コマンドプロンプトを閉じます。
- 〈この項の構成〉
(1) SMI-Sテスト通報のエラーと対策
SMI-Sテスト通報を実行したときにエラーが発生した場合は、エラーメッセージが表示されます。
表示されるエラーメッセージと対処方法については、「3.22.33 SMI-Sに関するトラブルシューティング」を参照してください。