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 システム管理者 クイックリファレンス


付録A.3 管理クライアントの初期設定を行う

システム運用に必要な管理クライアントのIPアドレス、およびロケール設定を行います。

〈この項の構成〉

(1) 管理クライアントのIPアドレスを設定する

管理クライアントのLANポートのIPアドレスを設定します。

メモ

ストレージシステムの初期設定は、管理クライアントとSVP、ストレージシステムを管理LANに接続して行います。このため、管理クライアント、SVPおよびストレージシステムのネットワークセグメントが一致している必要があります。お客様のネットワーク環境にあわせて管理クライアントのIPアドレスを設定してください。設定方法は使用しているOSのマニュアルを参照してください。

管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続してSVPの初期設定を行う場合は、ストレージシステムのデフォルトのIPアドレスにあわせて、管理クライアントのIPアドレスを仮設定します。

ストレージシステムのデフォルトのIPアドレスは次のとおりです。

なお、初期設定サービスを契約されている場合、お客様が指定したIPアドレスが設定されています。

管理クライアントのIPアドレスは、192.168.0.xxx(xxx:1~254の範囲で16、17以外の数値)で仮設定してください。SVPとストレージシステムのIPアドレスの設定が完了したあと、管理クライアントのIPアドレスをお客様のネットワーク環境にあわせて設定し直してください。その際、管理クライアントとストレージシステムのIPアドレスが、同一セグメントである必要はありません。

(2) 管理クライアントにロケールを設定する

SVPにインストールするストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのサポート言語は英語と日本語です。このため管理クライアントのロケールも英語、または日本語のどちらかに設定してください(ロケールの操作手順は「3.2.41 管理サーバ(SVP)にロケールを設定する」を参照)。