Hitachi

 システム管理者 クイックリファレンス


3.21.16 CSVファイル

CSVファイルについて説明します。

〈この項の構成〉

(1) AllConf.csv

CSV形式のレポートのすべてを1つにまとめたCSVファイルです。

(2) CacheInfo.csv

コントローラボードのキャッシュメモリに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのコントローラボードに搭載したキャッシュメモリの情報です。

<<Cache>>の項目名

説明

Location

キャッシュメモリを搭載するコントローラボードの名称

CMG#0 Size(GB),

CMG#1 Size(GB)

コントローラボード内のCMGごとのキャッシュメモリ容量(32/64/128/256/空白)(単位:GB)

CMGの数はモデルごとに異なるため、表示項目数が変わります。

  • VSP G130VSP G150VSP G350およびVSP F350またはVSP G370およびVSP F370:CMG#0 Size(GB)だけ表示します。

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:CMG#0 Size(GB),CMG#1 Size(GB)の2つを表示します。

    キャッシュメモリ(DIMM)の搭載数によって、片方のCMG容量の表示が空白となる場合があります。

  • VSP Eシリーズ:CMG#0 Size(GB),CMG#1 Size(GB)の2つを表示します。

    キャッシュメモリ(DIMM)の搭載数によって、片方のCMG容量の表示が空白となる場合があります。

Cache Size(GB)

コントローラボード内の総キャッシュメモリ容量(0~512)(単位:GB)

SM Size(MB)

コントローラボード内の総キャッシュメモリ容量の内、データキャッシュメモリとして使用できない容量(単位:MB)

表示するのはクラスタごとの容量です。

表示する容量には、「シェアドメモリ容量」、「キャッシュディレクトリ容量」、「固定容量」が含まれています。

「固定容量」とは、コントローラボードでストレージシステムの制御に使用するキャッシュメモリ容量です。

  • VSP G130:(0~11904)

  • VSP G150:(0~18944)

  • VSP G350およびVSP F350:(0~29568)

  • VSP G370およびVSP F370:(0~58624)

  • VSP G700およびVSP F700:(0~69632)

  • VSP G900およびVSP F900:(0~86400)

  • VSP E590:(0~94976)

  • VSP E790:(0~103168)

  • VSP E990:(0~114432)

CFM#0 Type,

CFM#1 Type

クラスタ内のCFM種別(BM15/BM35/BM45/BM55/BM65/BM70/空白

CFMの数はモデルごとに異なるため、表示項目数が変わります。

  • VSP G130VSP G150VSP G350およびVSP F350またはVSP G370およびVSP F370:CFM#0 Typeだけ表示します。

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:CFM#0 Type,CFM#1 Typeの2つを表示します。

    CFMの搭載数によって、片方のCFM種別の表示が空白となる場合があります。

  • VSP Eシリーズ:CFM#0 Type,CFM#1 Typeの2つを表示します。

    CFMの搭載数によって、片方のCFM種別の表示が空白となる場合があります。

(3) ChapUserInfo.csv

チャネルボード(CHB)のポートに登録されたiSCSIのCHAP認証ユーザに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのCHAP認証ユーザに関係するTargetごとの情報です。

<<CHAP User Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

User Name

CHAP認証用のユーザ名称※1

iSCSI Target ID※2

Target側のiSCSI番号

(00~feの16進数)

注※1

文字列にコンマ(",")が含まれている場合、コンマ(",")はタブ文字に変換されます。

注※2

Targetの情報は、「(18) IscsiTargetInfo.csv」で同じ「iSCSI Target ID」を持つレコード情報を参照してください。

(4) ChaStatus.csv

チャネルボード(CHB)の状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのCHBの情報です。

<<CHB Status>>の項目名

説明

CHB Location

CHBの名前

PCB Status

CHBの状態

Port#00~03

CHBのポート状態

注※

1:正常、0:異常

(5) DeviceEquipInfo.csv

DKC PS、DB PS、Battery、およびCHBB PSのデバイスの実装に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのデバイスの情報です。

<<Device Equipment Information>>の項目名

説明

Device Location

デバイスのロケーション名称

Equip Status

デバイスの実装状態

  • Equipped

  • Not Equipped

Status

デバイスの状態

  • Normal

  • Abnormal

Equip StatusがNot Equippedの場合は、空白です。

(6) DkaInfo.csv

ディスクボード(DKB)に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのDKBの情報です。

<<DKB Information>>の項目名

説明

DKB Location

DKBの名称

Package Type

DKBのタイプ

出力例

  • 非暗号化DKB:「DKB (2Port)」

  • 非暗号化DKB:「DKBN (2Port)」

  • 暗号化DKB:「EDKB (2Port)」

(7) DkaStatus.csv

ディスクボード(DKB)の状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのDKBの情報です。

<<DKB Status>>の項目名

説明

DKB Location

DKBの名称

PCB Status

DKBの状態

BECON#00

BECONの状態

BEPORT#0000~0001

BEPORTの状態

項目は「BEPORT#XXYY」の形式で出力されます。

XX:BEコントローラ番号(2桁の16進数)

YY:BEポート番号(2桁の16進数)

注※

1:正常、0:異常

(8) DkcInfo.csv

DKCに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのモジュールの情報です。

<<DKC Information>>の項目名

説明

Storage System Type

ストレージシステムのタイプ

出力例:

  • VSP G130

  • VSP G150/G350 and VSP F350※1

  • VSP G370 and VSP F370※2

  • VSP G700 and VSP F700※3

  • VSP G900 and VSP F900※4

  • VSP E590(TAB) E590H※5

  • VSP E790(TAB) E790H※5

  • VSP E990

Serial Number#

装置製番

IP Address

IPアドレス

出力例:xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは0~255の10進数)

Subnet Mask

サブネットマスク(10進数)

出力例:xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは0~255の10進数)

Number of CUs

CUの数(0~255の10進数)

Number of DKBs

DKBの数(0~8の10進数)

HDDを実装しない構成のときに、この項目が0となる場合があります。

Configuration Type

Configのタイプ

出力例:PCM

Model

ストレージシステムのモデル(S1、S2、M、SN、MN、H)

注※1

VSP G150VSP G350およびVSP F350を確認するには、PpInfo.csvの[Program Product Name]に表示される[All Flash Array]を参照してください。

  • VSP G150VSP G350:[All Flash Array]の[Install]が[Disabled]です。

  • VSP F350:[All Flash Array]の[Install]が[Enabled]です。

注※2

VSP G370およびVSP F370を確認するには、PpInfo.csvの[Program Product Name]に表示される[All Flash Array]を参照してください。

  • VSP G370:[All Flash Array]の[Install]が[Disabled]です。

  • VSP F370:[All Flash Array]の[Install]が[Enabled]です。

注※3

VSP G700およびVSP F700を確認するには、PpInfo.csvの[Program Product Name]に表示される[All Flash Array]を参照してください。

  • VSP G700:[All Flash Array]の[Install]が[Disabled]です。

  • VSP F700:[All Flash Array]の[Install]が[Enabled]です。

注※4

VSP G900およびVSP F900を確認するには、PpInfo.csvの[Program Product Name]に表示される[All Flash Array]を参照してください。

  • VSP G900:[All Flash Array]の[Install]が[Disabled]です。

  • VSP F900:[All Flash Array]の[Install]が[Enabled]です。

注※5

製品名称はTAB文字で連結しています。

(9) DkuTempInfo.csv

2時間ごとのDBの温度データに関するCSVファイルです。1つのレコードが、環境モニタから得られたDBの温度の情報となります。1行目に出力するレコードが最近の温度情報となります。DBの温度データがDBPS単位で測定されるので、項目をDBPS単位に表示します

VSP E590VSP E790では、ファームウェアが93-05-02-XX以降の場合にのみ、本CSVファイルが出力されます。なお、拡張ドライブボックスが搭載されていない場合、ゼロデータが出力されます。

DkuTempInfo.csvはDB温度データとして平均温度、最高温度、最低温度の情報を表示します。合計項目数はストレージシステムによって異なります。

  • VSP G130:25

  • VSP G150/VSP G350およびVSP F350:49

  • VSP G370およびVSP F370:73

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:289

  • VSP E590およびVSP E790:61

  • VSP E990:25

DkuTempAveInfo.csv(平均温度だけ)とDkuTempMaxInfo.csv(最高温度だけ)とDkuTempMinInfo.csv(最低温度だけ)で表示するDB温度データは、DkuTempInfo.csvのDB温度データと同じ値です。

ストレージシステムのブレーカがオフにされた場合、その時間帯のレポートは出力されません。また、保守操作およびSVPの再起動が実行された場合、2時間ごとに出力されるデータにその時間帯のレポートが出力されないことがあります。

ストレージシステムに障害が発生している間は、正しい情報が出力されないことがあります。

<<DB temperature Information>>の項目名

説明

Date

記録データを取得した年月日と時間

YYYY/MM/DD HH:MM:SS(西暦年/月/日 時:分:秒)のフォーマットです。

DB00 DBPS001 Temperature average

DB00 DBPS001の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

DB00 DBPS001 Temperature maximum value

DB00 DBPS001の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

DB00 DBPS001 Temperature minimum value

DB00 DBPS001の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

DB47 DBPS472 Temperature average

DB47 DBPS472の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

DB47 DBPS472 Temperature maximum value

DB47 DBPS472の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

DB47 DBPS472 Temperature minimum value

DB47 DBPS472の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

注※

項目名はDBとDBPSのロケーションを並べて「DBxx DBPSxxy」として表示します。表示する順番はDB番号の順となります。

「DBxx」、「DBPSxxy」:「xx」の値(VSP G130:03まで、VSP G150/VSP G350およびVSP F350:07まで、VSP G370およびVSP F370:11まで、VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:47までVSP E990:03まで、VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降):09まで)を次の表に示します。ただし、VSP E590およびVSP E790では、DB00の温度の情報を持っていないため、DB00の項目が出力されません。

DB番号

0

1

2

3

4

5

xx

00

01

02

03

04

05

DBxx

DB00

DB01

DB02

DB03

DB04

DB05

DBPSxxy

DBPS00y

DBPS01y

DBPS02y

DBPS03y

DBPS04y

DBPS05y

DB番号

42

43

44

45

46

47

xx

42

43

44

45

46

47

DBxx

DB42

DB43

DB44

DB45

DB46

DB47

DBPSxxy

DBPS42y

DBPS43y

DBPS44y

DBPS45y

DBPS46y

DBPS47y

「DBPSxxy」:[y]の値(DB番号0だけ、「xx」は00だけ)を次の表に示します。

DB番号

0

y

1

2

DBPSxxy

DBPS001

DBPS002

(10) DkuTempAveInfo.csv

2時間ごとのDBの温度データに関するCSVファイルです。1つのレコードが、環境モニタから得られたDBの温度の情報となります。1行目に出力するレコードが最近の温度情報となります。DBの温度データがDBPS単位で測定されるので、項目をDBPS単位に表示します

VSP E590VSP E790では、ファームウェアが93-05-02-XX以降の場合にのみ、本CSVファイルが出力されます。なお、拡張ドライブボックスが搭載されていない場合、ゼロデータが出力されます。

DkuTempAveInfo.csvはDB温度データとして平均温度の情報を表示します。合計項目数はモデルによって異なります。

  • VSP G130:9

  • VSP G150/VSP G350およびVSP F350:17

  • VSP G370およびVSP F370:25

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:97

  • VSP E590およびVSP E790:21

  • VSP E990:9

DkuTempAveInfo.csv(平均温度だけ)とDkuTempMaxInfo.csv(最高温度だけ)とDkuTempMinInfo.csv(最低温度のみ)で表示するDB温度データは、DkuTempInfo.csvのDB温度データと同じ値です。

ストレージシステムのブレーカがオフにされた場合、その時間帯のレポートは出力されません。また、保守操作およびSVPの再起動が実行された場合、2時間ごとに出力されるデータにその時間帯のレポートが出力されないことがあります。

ストレージシステムに障害が発生している間は、正しい情報が出力されないことがあります。

<<DB temperature average Information>>の項目名

説明

Date

記録データを取得した年月日と時間

YYYY/MM/DD HH:MM:SS(西暦年/月/日 時:分:秒)のフォーマットです。

DB00 DBPS001 Temperature average

DB00 DBPS001の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

DB47 DBPS472 Temperature average

DB47 DBPS472の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

注※

項目名はDBとDBPSのロケーションを並べて「DBxx DBPSxxy」として表示します。表示する順番はDB番号の順となります。「DBxx」と「DBPSxxy」のロケーションと値は「(9) DkuTempInfo.csv」を参照してください。

(11) DkuTempMaxInfo.csv

2時間ごとのDBの温度データに関するCSVファイルです。1つのレコードが、環境モニタから得られたDBの温度の情報となります。1行目に出力するレコードが最近の温度情報となります。DBの温度データがDBPS単位で測定されるので、項目をDBPS単位に表示します

VSP E590VSP E790では、ファームウェアが93-05-02-XX以降の場合にのみ、本CSVファイルが出力されます。なお、拡張ドライブボックスが搭載されていない場合、ゼロデータが出力されます。

DkuTempMaxInfo.csvはDB温度データとして最高温度の情報を表示します。合計項目数はモデルによって異なります。

  • VSP G130:9

  • VSP G150/VSP G350およびVSP F350:17

  • VSP G370およびVSP F370:25

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:97

  • VSP E590およびVSP E790:21

  • VSP E990:9

DkuTempAveInfo.csv(平均温度だけ)とDkuTempMaxInfo.csv(最高温度だけ)とDkuTempMinInfo.csv(最低温度だけ)で表示するDB温度データは、DkuTempInfo.csvのDB温度データと同じ値です。

ストレージシステムのブレーカがオフにされた場合、その時間帯のレポートは出力されません。また、保守操作およびSVPの再起動が実行された場合、2時間ごとに出力されるデータにその時間帯のレポートが出力されないことがあります。

ストレージシステムに障害が発生している間は、正しい情報が出力されないことがあります。

<<DB temperature maximum value Information>>の項目名

説明

Date

記録データを取得した年月日と時間

YYYY/MM/DD HH:MM:SS(西暦年/月/日 時:分:秒)のフォーマットです。

DB00 DBPS001 Temperature maximum value

DB00 DBPS001の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

DB47 DBPS472 Temperature maximum value

DB47 DBPS472の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

注※

項目名はDBとDBPSのロケーションを並べて「DBxx DBPSxxy」として表示します。表示する順番はDB番号の順となります。「DBxx」と「DBPSxxy」のロケーションと値は「(9) DkuTempInfo.csv」を参照してください。

(12) DkuTempMinInfo.csv

2時間ごとのDBの温度データに関するCSVファイルです。1つのレコードが、環境モニタから得られたDBの温度の情報となります。1行目に出力するレコードが最近の温度情報となります。DBの温度データがDBPS単位で測定されるので、項目をDBPS単位に表示します

VSP E590VSP E790では、ファームウェアが93-05-02-XX以降の場合にのみ、本CSVファイルが出力されます。なお、拡張ドライブボックスが搭載されていない場合、ゼロデータが出力されます。

DkuTempMineInfo.csvはDB温度データとして最低温度の情報を表示します。合計項目数はモデルによって異なります。

  • VSP G130:9

  • VSP G150/VSP G350およびVSP F350:17

  • VSP G370およびVSP F370:25

  • VSP G700およびVSP F700またはVSP G900およびVSP F900:97

  • VSP E590およびVSP E790:21

  • VSP E990:9

DkuTempAveInfo.csv(平均温度だけ)とDkuTempMaxInfo.csv(最高温度だけ)とDkuTempMinInfo.csv(最低温度だけ)で表示するDB温度データは、DkuTempInfo.csvのDB温度データと同じ値です。

ストレージシステムのブレーカがオフにされた場合、その時間帯のレポートは出力されません。また、保守操作およびSVPの再起動が実行された場合、2時間ごとに出力されるデータにその時間帯のレポートが出力されないことがあります。

ストレージシステムに障害が発生している間は、正しい情報が出力されないことがあります。

<<DB temperature minimum value Information>>の項目名

説明

Date

記録データを取得した年月日と時間

YYYY/MM/DD HH:MM:SS(西暦年/月/日 時:分:秒)のフォーマットです。

DB00 DBPS001 Temperature minimum value

DB00 DBPS001の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

DB47 DBPS472 Temperature minimum value

DB47 DBPS472 の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

VSP G130の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP G150VSP G350およびVSP F350の場合は、項目がDB07 DBPS072までとなります。

VSP G370およびVSP F370の場合は、項目がDB11 DBPS112までとなります。

VSP E990の場合は、項目がDB03 DBPS032までとなります。

VSP E590(93-05-02-XX以降)およびVSP E790(93-05-02-XX以降)の場合は、項目がDB61 DBPS612までとなります。

注※

項目名はDBとDBPSのロケーションを並べて「DBxx DBPSxxy」として表示します。表示する順番はDB番号の順となります。「DBxx」と「DBPSxxy」のロケーションと値は「(9) DkuTempInfo.csv」を参照してください。

(13) ELunInfo.csv

外部ボリュームに関するCSVファイルです。ローカルストレージシステムと外部ストレージシステム間の優先順位付けされたパスの数に応じて、複数のレコードに同じ外部ボリュームの情報が出力されます。

外部ボリュームについての詳細は、Universal Volume Managerユーザガイドを参照してください。

<<External LUN Information>>の項目名

説明

VDEV#

外部ボリュームをマッピングしている仮想デバイスの番号

Characteristic1

外部ボリュームの識別番号

Characteristic2

外部ボリュームを識別する拡張情報

Device

外部ボリュームがホストに通知する装置名

Capacity(blocks)

外部ボリュームの容量(単位:Block)

Cache Mode

ホストからの書き込みデータを外部ストレージシステムに同期して反映させるか非同期で反映させるか

  • Enabled:非同期

  • Disabled:同期

ECC Group

外部ボリュームをマッピングしているパリティグループ番号

(E1-1~E16384-4096)

Current MPU

外部ボリュームをマッピングしているパリティグループを制御しているMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

Setting MPU

ECC Groupで示される外部ボリュームを制御するために設定したMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

Vendor

外部ストレージシステムのベンダ名

Product Name

外部ストレージシステムの装置名称

Serial Number#

外部ストレージシステムの装置製番

Path Mode

ストレージシステム間のパスがどのように動作するかを示すモード

  • Multi

  • Single

  • ALUA

Port

外部ストレージシステムに接続しているローカルストレージシステムのポート番号

WWN

外部ストレージシステムのポート識別番号

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

LUN

外部ボリュームに設定されているLU番号

Priority

外部ボリュームへの接続時に使用するストレージシステム間のパスの優先順位

1が最優先に使用されるパスです。

Status

ストレージシステム間のパスの状態

  • Normal

  • Blocked

IO TOV

外部ボリュームへのI/Oタイムアウトの設定値(5~240)

QDepth

外部ボリュームに対して、一度に発行できるRead/Writeコマンドの数(2~128)

Resource Group ID(ECC Group)

外部ボリュームグループのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name(ECC Group)

外部ボリュームグループのリソースグループ名称

Load Balance Mode

外部ボリュームに設定されているI/Oの負荷分散方式(ロードバランスモード)

  • Normal Round-robin:標準ラウンドロビン

  • Extended Round-robin:拡張ラウンドロビン

  • Disabled:無効

Path Mode on Profile

外部ストレージシステムのプロファイル情報上でのパスモード

  • Multi

  • Single

ALUA Settable

外部ストレージ側でパスモードにALUAモードを設定できるかどうか

  • Yes:ALUAモードを設定できる

  • No:ALUAモードを設定できない

ALUA Permitted

ローカルストレージシステム側でパスモードにALUAを使用するかどうか

  • Enabled:ALUAモードを使用する

  • Disabled:ALUAモードを使用しない

Target Port Asymmetric Access State

パスモードがALUAモードの場合の外部ストレージシステム側ポート状態

  • Active/Optimized

  • Active/Non-Optimized

「Path Mode」がAULA以外の場合は空白となります。

Package Type

外部ストレージシステムに接続しているローカルストレージシステムのポートが属するCHBのタイプ

  • Fibreの場合:「16FC2(CHB)」、「32FC4R(CHB)」

  • iSCSIの場合:「10iSCSI2o(CHB)」、「10iSCSI2c(CHB)」

IP Address

外部ストレージシステムのiSCSI Targetが持つIPアドレス

  • IPv6の場合

    xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

  • IPv4の場合

    xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数)

「Package Type」がiSCSI以外の場合は空白となります。

TCP Port Number

外部ストレージシステムのiSCSI Targetが持つTCPポートの番号(1~65535)

「Package Type」がiSCSI以外の場合は空白となります。

iSCSI Target Name

外部ストレージシステムのiSCSI Target名称

「Package Type」がiSCSI以外の場合は空白となります。

Virtual Port ID

外部ストレージシステムに接続している自ストレージシステムの仮想ポート番号

仮想ポートモードが無効に設定されている場合は、空白となります。

注※

文字列にコンマ(",")が含まれている場合、コンマ(",")はタブ文字に変換されます。

(14) EnvMonInfo.csv

ストレージシステムでの2時間ごとの電力と温度のデータに関するCSVファイルです。1つのレコードが、環境モニタから取得した電力と温度の情報です。

ストレージシステムのブレーカがオフにされた場合、その時間帯のレポートは出力されません。また、保守操作およびSVPの再起動が実行された場合、2時間ごとに出力されるデータにその時間帯のレポートが出力されないことがあります。

ストレージシステムに障害が発生している間は、正しい情報が出力されないことがあります。

<<Electric power and temperature Information>>の項目名

説明

Date

記録データを取得した年月日と時間

YYYY/MM/DD hh:mm:ss(西暦年/月/日 時:分:秒)のフォーマットです。

Electric power average

2時間ごとの平均消費電力(単位:W)(10進数)

Electric power maximum value

2時間ごとの最大消費電力(単位:W)(10進数)

Electric power minimum value

2時間ごとの最小消費電力(単位:W)(10進数)

次の場合、消費電力の値が一時的に低く表示されることがあります。

  • ストレージシステムの起動時

  • ストレージシステムの部品交換直後

  • ファームウェアの更新中または更新直後

DKC0 CL1 Temperature average

CL1の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

DKC0 CL1 Temperature maximum value

CL1の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

DKC0 CL1 Temperature minimum value

CL1の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

DKC0 CL2 Temperature average

CL2の2時間ごとの平均温度(単位:℃)(10進数)

DKC0 CL2 Temperature maximum value

CL2の2時間ごとの最高温度(単位:℃)(10進数)

DKC0 CL2 Temperature minimum value

CL2の2時間ごとの最低温度(単位:℃)(10進数)

(15) HduInfo.csv

ドライブボックス(DB)に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのDBの情報です。

<<DB Information>>の項目名

説明

DB Location

DBロケーションの名称

DB Status

DBが実装しているかどうか

  • Installed

  • Not Installed

Slot Size

スロットサイズ(単位:インチ)

  • 2.5

  • 3.5

  • DBF(FMD、FMD DC2)

    の場合、空白となります。

DB Type

DB種別

  • DBS(2.5インチドライブ用のDB)

  • DBL(3.5インチドライブ用のDB)

  • DB60(3.5インチドライブを高密度に搭載可能なDB)

  • DBF:FMDとFMD DC2用のDB(2PORT)

  • DBN(2.5インチNVMeドライブ用のDB)

(16) IscsiHostInfo.csv

チャネルボード(CHB)のポートに設定されたiSCSIのInitiator(Host)情報に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのiSCSI Host(Initiator)に関係するTargetごとの情報です。

<<iSCSI Host Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

iSCSI Name

ホスト側のiSCSI名称

Host Name

ホスト側のiSCSI名称に付けるニックネーム

iSCSI Target ID

Target側のiSCSI番号(00~feの16進数)

注※

Targetの情報は、「(18) IscsiTargetInfo.csv」で同じ「iSCSI Target ID」を持つレコード情報を参照してください。

(17) IscsiPortInfo.csv

チャネルボード(CHB)のポートに設定されたiSCSI情報に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのポートの情報です。

<<iSCSI Port Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

IPv4 | IP Address

ポートのIPv4アドレス

出力例:xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数)

IPv4 | Subnet Mask

ポートのIPv4サブネットマスク

出力例:xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数)

IPv4 | Default Gateway

ポートのIPv4デフォルトゲートウェイ

出力例:xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数)

IPv6 | Mode

ポートのIPv6設定

  • Enabled

  • Disabled

IPv6 | Link Local Address

ポートのIPv6リンクローカルアドレス

  • 出力例:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

  • 出力例:Auto

    リンクローカルアドレスが自動設定の場合はAutoと表示します。

    「IPv6 | Mode」がDisabledの場合は空白となります。

IPv6 | Global Address

ポートのIPv6グローバルアドレス

  • 出力例: xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

  • 出力例:Auto

    グローバルアドレスが自動設定の場合はAutoと表示します。

    「IPv6 | Mode」がDisabledの場合は空白となります。

IPv6 | Assigned Default Gateway

ポートのIPv6割り当て済みデフォルトゲートウェイ

出力例:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

「IPv6 | Mode」がDisabledの場合は空白となります。

Channel Speed

ポートのデータ転送速度

  • 1G

  • 10G

  • Auto

Security Switch

ポートのセキュリティスイッチの設定状態

  • On

  • Off

TCP Port Number

ソケットを使用するためのポート番号(1~65535)

Ethernet MTU Size(Byte) | MTU

MTUの設定

  • 1500

  • 4500

  • 9000

Keep Alive Timer(sec.)

iSCSIのKeep Alive Timer値(30~64800)(単位:秒)

Selective ACK

Selective ACKモード

  • Enabled

  • Disabled

Delayed ACK

Delayed ACKモード

  • Enabled

  • Disabled

Maximum Window Size(KB)

Window Scale Optionの設定値

  • 64KB

  • 128KB

  • 256KB

  • 512KB

  • 1024KB

iSNS Server | Mode

iSNSモードの設定値

  • On

  • Off

iSNS Server | IP Address

iSNSサーバのIPアドレス

  • IPv6の場合

    xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

  • IPv4の場合

    xxx.xxx.xxx.xxx(xxxは10進数)

「iSNS Server | Mode」がOffの場合は空白となります。

iSNS Server | TCP Port Number

iSNSで使用するTCPポート番号(1~65535)

「iSNS Server | Mode」がOffの場合は空白となります。

VLAN | Tagging Mode

ポートに設定されたVLANのTaggingモード

  • On

  • Off

VLAN | ID

ポートに設定されたVLAN番号(1~4094)

「VLAN | Tagging Mode」がOffの場合は空白となります。

Resource Group ID (Port)

ポートのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name (Port)

ポートのリソースグループ名称

iSCSI Name

ポートのiSCSI名称

CHAP User Name

ポートの認証ユーザ名称

IPv6 | Global Address 2

ポートのIPv6グローバルアドレス2

  • 出力例: xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx(xxxxは16進数)

  • 出力例:Auto

    グローバルアドレス2が自動設定の場合はAutoと表示します。

    「IPv6 | Mode」がDisabledの場合は空白となります。

Virtual Port Mode

仮想ポートモード(EnableまたはDisable)

(18) IscsiTargetInfo.csv

チャネルボード(CHB)のポートに設定されたiSCSIのTarget情報に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのiSCSIのTargetの情報です。

<<iSCSI Target Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

iSCSI Target Alias

iSCSI Targetのエイリアス

iSCSI Target ID

iSCSI Targetの番号(00~feの16進数)

iSCSI Target Name

iSCSI Targetの名称

Host Mode

iSCSI Targetに設定しているホストモード(16進数)

Host Mode Option

iSCSI Targetに設定しているホストモードオプション(10進数)

2つ以上設定している場合は、「;(セミコロン)」で区切って出力されます。

Security Switch

iSCSI Targetのポートに設定されたセキュリティスイッチの状態

  • On

  • Off

Authentication | Method

iSCSI Targetの認証方法の設定

  • CHAP

  • None

  • Comply with Host Setting

Authentication | Mutual CHAP

iSCSI Targetの相互CHAP機能の有効/無効

  • Enabled

  • Disabled

Authentication | User Name

iSCSI Target認証時に設定したユーザ名称

Resource Group ID (iSCSI Target)

iSCSI TargetのリソースグループID(0~1023)

Resource Group Name (iSCSI Target)

iSCSI Targetのリソースグループ名称

(19) JnlInfo.csv

ジャーナルに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのジャーナルの情報です。

<<JNL Information>>の項目名

説明

JNL#

ジャーナル番号(16進数)

Current MPU

ジャーナルを現在制御しているMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

Setting MPU

ジャーナルを制御するために設定したMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

(20) LdevCapaInfo.csv

論理ボリューム(LDEV)の容量に関するCSVファイルです。Volume Kindの3つの分類ごとに、1つのレコードが出力されます。

<<LDEV Capacity Information>>の項目名

説明

Volume Kind

次の3つの分類で出力します。

  • Internal OPEN Volumes

  • External OPEN Volumes

  • Total OPEN Volumes

Allocated LDEV Capacity(GB)

割り当て済みのLDEVの容量(単位:GB)

Unallocated LDEV Capacity(GB)

未割り当てのLDEVの容量(単位:GB)

Reserved Capacity(GB)

予約されているLDEVの容量(単位:GB)

Total Volume Capacity(GB)

「Allocated LDEV Capacity(GB)」と「Unallocated LDEV Capacity(GB)」と「Reserved Capacity(GB)」の合計容量(単位:GB)

Free Space(GB)

空き容量(単位:GB)

Total Capacity(GB)

総容量(単位:GB)

「Total Volume Capacity(GB)」と「Free Space(GB)」の合計容量です。

(21) LdevCountInfo.csv

論理ボリューム(LDEV)の数に関するCSVファイルです。Volume Kindの3つの分類ごとに、1つのレコードが出力されます。

<<LDEV Count Information>>の項目名

説明

Volume Kind

次の3つの分類が出力されます。

  • Internal Volumes

  • External Volumes

  • Total Volumes

Allocated OPEN LDEVs

割り当て済みのボリューム(LDEV)の数

Unallocated OPEN LDEVs

未割り当てのボリューム(LDEV)の数

Reserved OPEN LDEVs

予約されているボリューム(LDEV)の数

V-VOL

仮想ボリューム数

「Volume Kind」がTotal Volumesの行だけ出力されます。

「Volume Kind」がInternal Volumes、External Volumesの行は空白となります。

Total(All LDEVs)

LDEVの総数

ECC Groups

パリティグループの総数

(22) LdevInfo.csv

論理ボリューム(LDEV)に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのLDEVの情報です。

LDEVについての詳細は、システム構築ガイドを参照してください。

<<LDEV>>の項目名

説明

ECC Group

LDEVが所属するパリティグループの番号

出力例:(X-Y)(X,Yは10進数)

  • 「E1-1」など、「E」で始まるものは外部ボリュームです。

  • 「LDEV Type」がDynamic ProvisioningThin Image、またはALUの場合、ハイフン(‐)が出力されます。

LDEV#

LDEVの番号

(00:00:00~00:fe:ff)

LDEV Name

LDEVの名前

LDEV Emulation

LDEVのエミュレーションタイプ

LDEV Type

LDEVのタイプ

  • Basic

  • Dynamic Provisioning

  • External

  • Thin Image

  • ALU

LDEV Attribute

LDEVの属性

  • CMDDEV(コマンドデバイス)

  • CMDDEV*(リモートコマンドデバイス)

  • Journal(ジャーナルボリューム)

  • Pool(プールボリューム)

  • Quorum Disk(global-active deviceで使用しているQuorumディスク)

  • ALU

  • SLU

  • Deduplication System Data Volume(Fingerprint)(重複排除用システムデータ ボリューム(フィンガープリント))

  • Deduplication System Data Volume(Data Store)(重複排除用システムデータ ボリューム(データストア))

  • Nondisruptive Migration(無停止マイグレーション)

  • Regular(その他)

Volume Size(Cyl)

LDEVの容量(単位:Cylinders)

この項目は利用できません。(数値は出力されますが無効な値です)

Volume Size(MB)

LDEVの容量(単位:MB)

Volume Size(Blocks)

LDEVの容量(単位:Blocks)

CVS

LDEVが可変ボリュームかどうか

  • On:可変ボリューム

  • Off:その他

Pool ID

プール番号

次の場合に出力されます。

  • 「LDEV Type」がDynamic Provisioningの場合

  • 「LDEV Attribute」がPoolの場合

RAID Concatenation#0

ECC Groupで示されるパリティグループに連結しているパリティグループ(#0)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合は、空白となります。

RAID Concatenation#1

ECC Groupで示されるパリティグループに連結しているパリティグループ(#1)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合は、空白となります。

RAID Concatenation#2

ECC Groupで示されるパリティグループに連結しているパリティグループ(#2)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合は、空白となります。

ORACLE CHECK SUM

オラクルチェックサム対象かどうか

  • On

  • Off

Current MPU

LDEVを現在制御しているMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

Setting MPU

LDEVを制御するために設定したMPユニットの番号

(MPU-10,MPU-20)

Allocated

LDEVがホストからアクセスできるかどうか

  • Y:ホストからアクセスできるボリューム

  • N:ホストからアクセスできないボリューム

Pool Name

プール名

  • Provisioning Typeが”Dynamic Provisioning”の場合、関連するプールの名称が表示されます。

  • Attributeが”Pool”の場合、所属するプールの名称が表示されます。

  • 上記以外は空白となります。

CmdDevSecurity

コマンドデバイス属性としてセキュリティが設定されているかどうか

  • Enabled:コマンドデバイスセキュリティ設定有り

  • Disabled:コマンドデバイスセキュリティ設定無し

  • 空白:「LDEV Attribute」がCMDDEVではない。

CmdDevUserAuth

コマンドデバイス属性としてユーザ認証が設定されているかどうか

  • Enabled:ユーザ認証設定有り

  • Disabled:ユーザ認証設定無し

  • 空白:「LDEV Attribute」がCMDDEVではない。

CmdDevDevGrpDef

コマンドデバイス属性としてデバイスグループ定義が設定されているかどうか

  • Enabled:デバイスグループ定義設定有り

  • Disabled:デバイスグループ定義設定無し

  • 空白:「LDEV Attribute」がCMDDEVではない。

Resource Group ID (LDEV)

LDEVのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name (LDEV)

LDEVのリソースグループ名称

Encryption

ECC Groupで示されるパリティグループが暗号化されているかどうか

  • 内部ボリュームの場合

    Enabled(暗号化されている)またはDisabled(暗号化されていない)

  • 外部ボリュームの場合は空白となります。

T10 PI

LDEVに設定したT10 PI属性

  • Enabled

  • Disabled

「LDEV Emulation」が「OPEN-V」以外の場合は、空白となります。

ALUA Mode

ALUAモードが有効かどうか

  • Enabled:ALUAモードが有効

  • Disabled:ALUAモードが無効

Accelerated Compression

容量拡張設定が有効かどうか

  • 内部ボリュームの場合

    Enabled:容量拡張設定が有効

    Disabled:容量拡張設定が無効

    LDEVが所属するパリティグループが容量拡張設定をサポートしていない場合、空白となります。

  • 外部ボリュームの場合は空白となります。

注※

文字列にコンマ(",")が含まれている場合、コンマ(",")はタブ文字に変換されます。

(23) LdevStatus.csv

論理ボリューム(LDEV)の状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのLDEVの情報です。

<<LDEV Status>>の項目名

説明

VDEV#

LDEVが定義されている仮想デバイスの番号

VDEV Status

「VDEV#」のVDEVの状態

HDEV#

LDEV番号

HDEV Status

LDEVの状態

LDEV Emulation

LDEVのエミュレーションタイプ

ECC Group

LDEVが所属するパリティグループの番号

  • 「E1-1」など、「E」で始まるものは外部ボリューム(UVM)です。

  • LDEVがDynamic ProvisioningThin Image、またはALUのボリュームである場合は、ハイフン(‐)が出力されます。

    LDEVの種類については、「(22) LdevInfo.csv」の「LDEV Type」を参照してください。

注※

1:正常、0:異常

(24) LPartition.csv

キャッシュ分割機能に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つの管理資源に対するキャッシュ分割の情報です。

キャッシュ分割機能についての詳細は、Virtual Partition Managerユーザガイドを参照してください。

<<Logical Partitioning>>の項目名

説明

CLPR#

CLPR ID(10進数)

CLPR Name

CLPR名

Cache Size(MB)

CLPR IDに割り当てられたキャッシュの容量(単位:MB)

ECC Group

CLPR IDに割り当てられたパリティグループの番号

「E1-1」など、「E」で始まるものは外部ボリューム(UVM)です。

「LDEV Type」がDynamic ProvisioningまたはThin Imageのボリュームの場合は、ハイフン(‐)が出力されます。

LDEVの種類については、「LdevInfo.csv」の「LDEV Type」を参照してください。

LDEV#(V-VOL)

CLPR IDに割り当てられたLDEVの番号

  • Virtual Storage Platform G130:(00:00:00~00:07:ff)

  • Virtual Storage Platform G150Virtual Storage Platform G350およびVirtual Storage Platform F350:(00:00:00~00:3f:ff)

  • Virtual Storage Platform G370およびVirtual Storage Platform F370:(00:00:00~00:7f:ff)

  • Virtual Storage Platform G700およびVirtual Storage Platform F700:(00:00:00~00:bf:ff)

  • Virtual Storage Platform G900およびVirtual Storage Platform F900:(00:00:00~00:fe:ff)

  • Virtual Storage Platform E590:(00:00:00~00:7f:ff)

  • Virtual Storage Platform E790:(00:00:00~00:bf:ff)

  • Virtual Storage Platform E990:(00:00:00~00:fe:ff)

このLDEVのタイプは、Dynamic ProvisioningThin Image、またはALUです。

CLPR IDに割り当てられたLDEVがない場合は空白となります。

(25) LunInfo.csv

LUパス定義に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのホストグループに属する1つのLUパス定義の情報です。ポート名称(Port)だけが出力されているコードは、LUパスが定義されていないポート(リモートパスや外部パスにのみ使用しているポート)を示します。

LUパスの設定についての詳細は、システム構築ガイドを参照してください。

<<LUN Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

Host Group

ホストグループの名称

「Package Type」がiSCSIの場合は、iSCSI Target のエイリアスが出力されます。

Host Mode

ホストグループに設定しているホストモード(16進数)

Host Mode Option

ホストグループに設定しているホストモードオプション(10進数)

2つ以上設定している場合は、「;(セミコロン)」で区切って出力されます。

ホストモードオプションが設定されていない場合は空白となります。

LUN#

LUパス定義のLUN番号(16進数)

ホストグループにLUパスが定義されていない場合は空白となります。

LDEV#

LUパス定義のLDEV番号

ホストグループにLUパスが定義されていない場合は空白となります。

Command Device

LDEVがコマンドデバイスかどうか

  • On:コマンドデバイス

  • On*:リモートコマンドデバイス

  • Off:その他

ホストグループにLUパスが定義されていない場合は空白となります。

Command Security

コマンドデバイスにセキュリティ設定があるかどうか

  • On

  • Off

ホストグループにLUパスが定義されていない場合は空白となります。

CVS

LDEVが可変ボリュームかどうか

  • On:可変ボリューム

  • Off:その他

ホストグループにLUパスが定義されていない場合は空白となります。

CHB Location

ポートを搭載するCHBの名称

Package Type

CHB Locationで示されるCHBのタイプ

  • Fibreの場合:「16FC2(CHB)」、「32FC4R(CHB)」

  • iSCSIの場合:「10iSCSI2o(CHB)」、「10iSCSI2c(CHB)」

Resource Group ID (Host Group)

ホストグループのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name (Host Group)

ホストグループのリソースグループ名称

T10 PI Mode

LUパス定義をしたポートにT10 PIモードを適用できるかどうか

  • Enabled

  • Disabled

「Package Type」が次のタイプ以外の場合は、空白となります。

  • 「16FC2(CHB)」

  • 「32FC4R(CHB)」

T10 PI

LUパス定義のLDEV番号に設定されたT10 PI属性

  • Enabled

  • Disabled

「LDEV#」が空白の場合は、空白となります。

Asymmetric Access State

非対称アクセス状態

  • Active/Optimized:優先

  • Active/Non-Optimized:非優先

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

(26) LunPortInfo.csv

LUパス定義に関連するポートに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのポートの情報です。

LUNパス定義についての詳細は、システム構築ガイドを参照してください。

<<LUN Port Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

Security Switch

ポートのセキュリティスイッチの設定状態

  • On

  • Off

Port Address

ポートのアドレス(00~ffの2桁の16進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

Loop ID

ポートのアドレス(0~125の10進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

Fabric

トポロジ設定の1つで、Fabricスイッチの設定状態

  • On

  • Off

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

Connection

トポロジ設定の1つで、Point to PointまたはFC-AL

(Point to Point / FC-AL)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

Channel Speed

ポートのデータ転送速度

  • 1G

  • 4G

  • 8G

  • 10G

  • 16G

  • 32G

  • Auto

WWN

ポートのWWN(16進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

CHB Location

ポートを搭載するCHBの名称

Package Type

「CHB Location」で示されるCHBのタイプ

  • Fibreの場合:「16FC2(CHB)」、「32FC4R(CHB)」

  • iSCSIの場合:「10iSCSI2o(CHB)」、「10iSCSI2c(CHB)」

T10 PI Mode

ポートにT10 PIモードを適用できるかどうか

  • Enabled

  • Disabled

「Package Type」が次のタイプ以外の場合は、空白となります。

  • 「16FC2(CHB)」

  • 「32FC4R(CHB)」

(27) MicroVersion.csv

ソフトウェアバージョンに関するCSVファイルです。

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900およびVSP F350, F370, F700, F900の場合

<<Software Version>>の項目名

説明

DKCMAIN

DKCMAINファームウェアバージョン(10桁)

ROM BOOT

ROM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

RAM BOOT

RAM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

Config

Configバージョン(8桁)

HDD

HDDファームウェアバージョン(4桁)

「(HDDのデバイスタイプコード):(バージョン)」という形式で表示されます。HDDが実装されていない場合は、コロン(:)だけが表示されます。

Expander

Expanderファームウェアバージョン(6桁)

CFM

CFMファームウェアバージョン(8桁)

DKB

DKBファームウェアバージョン(6桁)

Printout Tool

Printout Toolバージョン(xx-yy-zz-mm/aa)

CHB(FC32G)

32G FCプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

CHB(iSCSI)

iSCSIプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

GUM

GUMファームウェアバージョン(8桁)

VSP E590VSP E790の場合

<<Software Version>>の項目名

説明

DKCMAIN

DKCMAINファームウェアバージョン(10桁)

ROM BOOT

ROM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

RAM BOOT

RAM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

Config

Configバージョン(8桁)

HDD

HDDファームウェアバージョン(4桁)

「(HDDのデバイスタイプコード):(バージョン)」という形式で表示されます。HDDが実装されていない場合は、コロン(:)だけが表示されます。

CFM

CFMファームウェアバージョン(8桁)

Printout Tool

Printout Toolバージョン(xx-yy-zz-mm/aa)

CHB(FC32G)

32G FCプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

CHB(iSCSI)

iSCSIプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

GUM

GUMファームウェアバージョン(8桁)

CTL_NSW

CTL_NSWファームウェアバージョン(6 桁)

CTL_eDKBN

CTL_eDKBNファームウェアバージョン(6 桁)

Expander

Expanderファームウェアバージョン(6 桁)

DKB

DKBファームウェアバージョン(6 桁)

注※

ファームウェアが93-05-02-XX以降の場合に出力

VSP E990の場合

<<Software Version>>の項目名

説明

DKCMAIN

DKCMAINファームウェアバージョン(10桁)

ROM BOOT

ROM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

RAM BOOT

RAM BOOTファームウェアバージョン(6桁)

Config

Configバージョン(8桁)

HDD

HDDファームウェアバージョン(4桁)

「(HDDのデバイスタイプコード):(バージョン)」という形式で表示されます。HDDが実装されていない場合は、コロン(:)だけが表示されます。

CFM

CFMファームウェアバージョン(8桁)

Printout Tool

Printout Toolバージョン(xx-yy-zz-mm/aa)

CHB(FC32G)

32G FCプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

CHB(iSCSI)

iSCSIプロトコルチップ用ファームウェアバージョン(8桁)

GUM

GUMファームウェアバージョン(8桁)

DKBN

DKBN ファームウェアバージョン(6 桁)

NSW

NSW ファームウェアバージョン(6 桁)

EDKBN

EDKBN ファームウェアバージョン(6 桁)

(28) MlcEnduranceInfo.csv

MLCの寿命の蓄積情報に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのMLCの寿命情報です。

なお、保守員がSVPの時刻を1か月以上変更した場合は、履歴の取得月が順番どおりになりません。

<<MLC Endurance Information>>の項目名

説明

ECC Group

MLC(FMDと FMD DC2 含む)で構成要素となるパリティグループの番号

スペアドライブの場合は、Spare Driveと表示されます。

フリードライブの場合は、Free Driveと表示されます。

CR#

PDEVを特定するC#とR#(2桁の16進数)

「XX/YY」の形式で出力されます。

XX:C#

YY:R#

Device Type-Code

ドライブのドライブタイプコード

出力例:SLR5A-M800SS

Used Endurance Indicator(%)

最新の、SSD寿命までの到達度(単位:%)

ホストI/Oだけでなく、ストレージシステムの内部処理に伴うドライブ動作によって、このインジケーターの値は増加します。スペアドライブでも内部処理が行われるため、ドライブ障害によるデータコピーが発生していない場合でも、このインジケーターの値は増加します。

History1(date)

1か月前の、SSD寿命までの到達度を取得した年月日

出力例:YYYY/MM/DD(西暦年 / 月 / 日)

History1(%)

1か月前の、SSD寿命までの到達度(単位:%)

History2(date)

2か月前の、SSD寿命までの到達度を取得した年月日

出力例:YYYY/MM/DD(西暦年 / 月 / 日)

History2(%)

2か月前の、SSD寿命までの到達度(単位:%)

History120(date)

120か月前の、SSD寿命までの到達度を取得した年月日

出力例:YYYY/MM/DD(西暦年 / 月 / 日)

History120(%)

120か月前の、SSD寿命までの到達度(単位:%)

(29) ModePerLpr.csv

システムオプションモードに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのシステムオプションモードの情報です。

<<System Option Mode Per LPR>>の項目名

説明

System Option Mode#

システムオプションモード(0~2047の10進数)

LPR#0, LPR#1, …, LPR#31

各システムオプションモードがどのLPR#に設定されているか

  • システムオプションモードが設定されている場合

    On

  • 設定されていない場合

    空白となります。

(30) MpPathStatus.csv

論理パスの状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのMPユニットまたはCTLの情報です。

<<MP Path Status>>の項目名

説明

MPU#/CTL#

MPユニット番号またはCTL番号(数字は2桁の16進数)

  • MPユニット番号の場合

    MPU#00~MPU#01

  • CTL番号の場合

    CTL#00~CTL#01

CMG#00-00~01

CMG#01-00~01

MPユニット番号に対するキャッシュモジュールとのパスの状態

(CMG#XX-YY) XX:Iパス, YY:CMG#

Virtual Storage Platform G130およびVirtual Storage Platform G150の場合は、CMG#00-00~01だけです。

MPU#00-00~01

MPU#01-00~01

MPユニット番号に対するMPユニットとのパスの状態

(MPU#XX-YY) XX:Iパス, YY:MPU#

Virtual Storage Platform G130およびVirtual Storage Platform G150の場合は、MPU#00-00~01だけです。

CMG#00-00~01

CMG#01-00~01

CTL番号に対するキャッシュモジュールとのパスの状態

(CMG#XX-YY) XX:Iパス, YY:CMG#

Virtual Storage Platform G130およびVirtual Storage Platform G150の場合は、CMG#00-00~01だけです。

MPU#00-00~01

MPU#01-00~01

CTL番号に対するMPユニット番号とのパスの状態

(MPU#XX-YY) XX:Iパス, YY:MPU#

Virtual Storage Platform G130およびVirtual Storage Platform G150の場合は、MPU#00-00~01だけです。

注※

1:正常、0:異常

(31) MpPcbStatus.csv

コントローラボード内に搭載されるMPユニットの状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのMPユニットの情報です。

<<MP Pcb Status>>の項目名

説明

MPU ID

MPユニットのID

(MPU-10,MPU-20)

Auto Assignment

MPユニットが各リソースに自動的に割り当てられる設定であるかどうか

  • Enabled

    自動的に割り当てられるように設定されている。

  • Disabled

    自動的に割り当てられるように設定されていない。

MPU Status

MPユニットの状態

MP#00, #01, …, #13

MPの状態

MPの搭載数はモデルごとに異なるため、出力項目数が変わります。

  • Virtual Storage Platform G130:MP#00,01

  • Virtual Storage Platform G150またはVirtual Storage Platform G350およびVirtual Storage Platform F350:MP#00,01,…,05

  • Virtual Storage Platform G370およびVirtual Storage Platform F370:MP#00,01,…,09

  • Virtual Storage Platform G700およびVirtual Storage Platform F700:MP#00,01,…,0B

  • Virtual Storage Platform G900およびVirtual Storage Platform F900:MP#00,01,…,13

  • Virtual Storage Platform E590:MP#00,01,…,0b

  • Virtual Storage Platform E790:MP#00,01,…,1f

  • Virtual Storage Platform E990:MP#00,01,…,1b

注※

1:正常、0:異常

(32) PcbRevInfo.csv

チャネルボード(CHB)などのパッケージのリビジョンに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのパッケージの情報です。

<<PCB Revision Information>>の項目名

説明

Cluster#

クラスタ番号

  • 1

  • 2

Location

部品名称

FRU Number

パッケージの品名など

PK Revision

パッケージのリビジョン

Factory

パッケージの製造工場名

Number

パッケージの製造番号

MAC Address

パッケージのMACアドレス

常に空白が表示されます。

(33) PdevCapaInfo.csv

物理デバイス(PDEV)の容量に関するCSVファイルです。PDEV Kindの3つの分類ごとに、1つのレコードが作成されます。

<<PDEV Capacity Information>>の項目名

説明

PDEV Kind

次の3つの分類が出力されます。

  • OPEN System(TB)

  • Total Capacity(TB)

  • Number of PDEVs

HDD Drive※1、※2

ドライブの容量(単位:TB)

Spare Drive※1

スペアドライブの容量(単位:TB)

SSD Drive※1

SSDの容量(単位:TB)

Free Drive※1

フリードライブの容量(単位:TB)

注※1

このCSVのドライブの容量は、転送ブロックサイズ(1block)を512バイトで算出されたものです。8バイトの保護情報(PI)は含まない容量です。そのため、Maintenance Utilityハードウェアリファレンスガイド記載の物理的なドライブ容量より少ない容量になります。

注※2

モデルとマイクロバージョンにより表示は、異なります。

  • マイクロバージョンが、88-で始まる場合:SAS Drive

  • VSP E990の場合:表示しない

  • VSP E990以外のVSP Eシリーズ(93-05-02-XX未満)の場合:表示しない

  • VSP E990以外のVSP Eシリーズ(93-05-02-XX以降)の場合:HDD Drive

(34) PdevInfo.csv

物理デバイス(PDEV)に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのPDEVの情報です。

<<PDEV>>の項目名

説明

ECC Group

PDEVが構成要素となるパリティグループの番号

スペアドライブの場合は、Spare Driveと出力されます。

フリードライブの場合は、Free Driveと出力されます。

EmulationType

「ECC Group」のパリティグループのエミュレーションタイプ

「ECC Group」がSpare DriveまたはFree Driveの場合は、空白となります。

CR#

PDEVを特定するC#とR#(2桁の16進数)

「XX/YY」の形式で出力されます。

XX:C#

YY:R#

PDEV Location

PDEVのロケーション名称

Device Type

ドライブのタイプ

  • SAS

  • SSD

  • SSD(RI)

  • HDD

RPM

ドライブの回転数(単位:rpm)

「Device Type」がSSDの場合、回転数は空白となります。

Interface

  • SAS

  • NVMe

この項目は、VSP Eシリーズのみ表示されます。

Device Type-Code

ドライブのデバイスタイプコード

出力例:DKR5D-J600SS

Device Size

ドライブのサイズ(単位:インチ)

  • 2.5

  • 3.5

  • DBF(FMD、FMD DC2)の場合、空白となります。

Device Capacity

ドライブの容量(単位:GBまたはTB)

Drive Version

ドライブのファームウェアバージョン

DKB1

PDEVを制御するDKB1の名称

DKB2

PDEVを制御するDKB2の名称

DKB3

PDEVを制御するDKB3の名称

この項目は、VSP E990のみ出力されます。

DKB4

PDEVを制御するDKB4の名称

この項目は、VSP E990のみ出力されます。

Serial Number#

ドライブの製造番号

RAID Level

「ECC Group」のパリティグループのRAIDレベル

「ECC Group」がSpare DriveまたはFree Driveの場合は、空白です。

RAID Concatenation#0

「ECC Group」のパリティグループに連結しているパリティグループ(#0)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合、またはスペアドライブの場合は、空白となります。

RAID Concatenation#1

「ECC Group」のパリティグループに連結しているパリティグループ(#1)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合、またはスペアドライブの場合は、空白となります。

RAID Concatenation#2

「ECC Group」のパリティグループに連結しているパリティグループ(#2)の番号

パリティグループがほかのパリティグループに連結していない場合、またはスペアドライブの場合は、空白となります。

Resource Group ID (ECC Group)

パリティグループのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name (ECC Group)

パリティグループのリソースグループ名称

Encryption

PDEVが属するパリティグループの暗号化有効/無効状態

  • Enabled:暗号化有効

  • Disabled:暗号化無効

Accelerated Compression

容量拡張設定が有効かどうか

  • Enabled:容量拡張設定が有効

  • Disabled:容量拡張設定が無効

PDEVが所属するパリティグループが容量拡張設定をサポートしていない場合、空白となります。

「ECC Group」がSpare DriveまたはFree Driveの場合は、空白となります。

(35) PdevStatus.csv

物理デバイス(PDEV)の状態に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのPDEVの情報です。

<<PDEV Status>>の項目名

説明

CR#

PDEVを特定するC#とR#(2桁の16進数)

「XX/YY」の形式で出力されます。

XX:C#

YY:R#

Pdev Status

PDEVの状態

Port0 Status

PDEV上のPort0の状態

Port1 Status

PDEV上のPort1の状態

Pdev Location

PDEVのロケーション名称

注※

1:正常、0:異常

(36) PECBInfo.csv

PECB(PCIeチャネルボード)とその接続先に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのPECBの情報です。VSP G130VSP G150VSP G350およびVSP F350VSP G370およびVSP F370VSP G700およびVSP F700、またはVSP Eシリーズの場合は、全項目でハイフン(-)が出力されます。

<<PECB Information>>の項目名

説明

Location

PECBのロケーション名称

Status

PECBが実装されているかどうか

  • Installed

  • Not Installed

Type

PECBの接続先モジュールタイプ名称

  • CHBB

Expansion mode

PECBの接続先モジュールで設定した拡張モード

(37) PkInfo.csv

チャネルボード(CHB)に関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのCHBのポートごとの情報です。

<<PK>>の項目名

説明

CHB Location

CHBの名称

Port#

CHBに搭載されているPortの番号(00~ffの2桁の16進数)

Port

CHBに搭載されているPortの名称

Package Type

CHBのタイプ

  • Fibreの場合:「16FC2(CHB)」、「32FC4R(CHB)」

  • iSCSIの場合:「10iSCSI2o(CHB)」、「10iSCSI2c(CHB)」

SFP Kind

SFP(Small Form factor Pluggable)の種別

  • Short Wave

  • Long Wave

「Package Type」が「10iSCSI2c(CHB)」の場合は、空白となります。

SFP Status

SFPの状態

  • Normal

  • Failed

  • Not Fix

「Package Type」が「10iSCSI2c(CHB)」の場合は、空白となります。

Fabric

トポロジ設定の1つで、Fabricスイッチの設定状態

  • On

  • Off

Connection

トポロジ設定の1つで、Point to PointまたはFC-AL

(Point to Point / FC-AL)

Port Address

ポートのアドレス(00~ffの2桁の16進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

Resource Group ID (Port)

ポートのリソースグループID(0~1023の10進数)

Resource Group Name (Port)

ポートのリソースグループ名称

Port Internal WWN

ポートのWWN

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

T10 PI Mode

ポートにT10 PIモードを適用できるかどうか

  • Enabled

  • Disabled

「Package Type」が次のタイプ以外の場合は、空白となります。

  • 「16FC2(CHB)」

  • 「32FC4R(CHB)」

SFP Data Transfer Rate

搭載されたパッケージがサポートするSFPの最大転送速度

  • 10G

  • 16G

  • 32G

「Package Type」が「10iSCSI2c(CHB)」の場合は、空白となります。

(38) PpInfo.csv

プログラムプロダクトに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのプログラムプロダクトの情報です。

プログラムプロダクトのライセンスキーについての詳細は、「3.7.1 ライセンスキー」を参照してください。

<<PP Information>>の項目名

説明

Program Product Name

プログラムプロダクトの名称

Install

ライセンスキーが有効かどうか

  • Enabled

    インストールされており、プログラムプロダクトが使用できる。

  • Disabled

    インストールされていますが、プログラムプロダクトは使用できない。

Key Type

インストールされているライセンスキーのタイプ

  • Permanent

  • Temporary

  • Emergency

  • Term

ライセンスキーがインストールされていない場合は「Not Installed」と出力されます。

Permitted Volumes(TB)

プログラムプロダクトが使用できるボリューム容量(単位:TB)

容量に上限がない場合は、「Unlimited」と出力されます。

空白は、以下のいずれかを示します。

  • Key Type「Temporary」または「Emergency」のライセンスキーが新規インストールされている。

  • ライセンスキーがインストールされていない。

Expiration Date

プログラムプロダクトの有効期限

MM/DD/YYYY(月/日/西暦年)のフォーマットです。

空白は、以下のいずれかを示します。

  • 有効期限が無期限のライセンスキーである。

  • ライセンスキーがインストールされていない。

Status

プログラムプロダクトのライセンスキーの状態

  • Installed

  • Not Enough License

  • Grace Period

  • Expired

  • Not Installed

  • Installed (Disabled)

(39) SMfundat.csv

SM機能に関するCSVファイルです。SM Install functionの分類ごとに、1つのレコードが出力されます。

<<SM Install function>>の項目名

説明

SM Install function

シェアドメモリファンクションの設定状態を示します。

  • Base

  • Extension1

  • Extension2

  • Extension3

「Base」はデフォルトのシェアドメモリファンクションを、「ExtensionX」は増設済のシェアドメモリファンクションを示します。ストレージシステムのモデルによって増設可能なシェアドメモリファンクションが異なります。

Availability

「SM Install function」の機能が有効かどうか

  • Enabled

  • Disabled

(40) SsdDriveInfo.csv

SSDに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのSSDの情報です。

<<SSD Drive>>の項目名

説明

ECC Group

SSDが構成要素となるパリティグループの番号

スペアドライブの場合は、Spare Driveと出力されます。

フリードライブの場合は、Free Driveと出力されます。

CR#

PDEVを特定するC#とR#(2桁の16進数)

「XX/YY」の形式で出力されます。

XX:C#

YY:R#

PDEV Location

PDEVのロケーション名称

Device Type-Code

ドライブのドライブタイプコード

出力例:SLR5A-M800SS

Device Capacity

ドライブの容量(単位:GBまたはTB)

SSD Device Type

SSDのタイプ

  • MLC

  • FMD

  • FMD DC2

  • SSD

  • SSD(RI)

Used Endurance Indicator(%)

SSD寿命までの到達度(単位:%)

Used Endurance Indicator Threshold(%)

SSDの寿命のしきい値(0~100)(単位:%)

Used Endurance Indicator Warning SIM(%)

警告SIMのしきい値(0~100)(単位:%)

FMD Battery Life Indicator Warning SIM(%)

バッテリの寿命警告SIMしきい値(0~100)(単位:%)

SSDがFMD以外の場合、空白となります。

FMD Battery Life Indicator(%)

経過バッテリの寿命(0~100)(単位:%)

SSDがFMD以外の場合、空白となります。

(41) SsidInfo.csv

SSIDに関するCSVファイルです。1つのレコードが、1つのSSIDの情報です。

<<Subsystem ID>>の項目名

説明

DEV# Start

サブシステムIDの開始LDEV番号

DEV# End

サブシステムIDの終了LDEV番号

SSID

サブシステムID(16進数)

(42) SysoptInfo.csv

システムオプションに関するCSVファイルです。

<<System Option Information>>の項目名

説明

Spare Disk Recover

スペアドライブへデータをコピーするときの実行速度

  • Interleave mode

  • Full Speed mode

Dynamic Sparing

ドライブ障害がしきい値を超えて発生した場合、スペアドライブへ自動コピーするかどうか

  • On

  • Off

Correction Copy

ドライブが閉塞した場合、スペアドライブへコレクションコピーするかどうか

  • On

  • Off

Disk Copy pace

Interleave modeでのスペアドライブへのコピー速度

  • Faster

  • Medium

  • Slower

System Option On

設定されているシステムオプション

出力例:mode0~2047(数字は10進数)

Link Failure Threshold

リンク系障害を通報するしきい値(0~255の10進数)

(43) WwnInfo.csv

ホストに関するCSVファイルです。1つのレコードが、ホストグループに属する1つのホストの情報です。

ホストの設定についての詳細は、システム構築ガイドを参照してください。

注※

iSCSIのホスト情報は、「(16) IscsiHostInfo.csv」を参照してください。

iSCSIのTarget情報は、「(18) IscsiTargetInfo.csv」を参照してください。

<<World Wide Name Information>>の項目名

説明

Port

ポート名称

Host Group

ホストグループの名称

「Package Type」がiSCSIの場合は、iSCSI Target のエイリアスが出力されます。

Host Mode

ホストグループに設定しているホストモード(16進数)

Host Mode Option

ホストグループに設定しているホストモードオプション(10進数)

ホストモードオプションが2つ以上設定されている場合は、「;(セミコロン)」で区切って出力されます。

ホストモードオプションが設定されていない場合は空白となります。

WWN

ホストグループに登録しているホストのホストバスアダプタのWWN(16進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

有効なWWNが設定されていない場合は空白となります。

Nickname

ホストのニックネーム

「Package Type」がiSCSIの場合は空白となります。

ニックネームが設定されていない場合は空白となります。

Host Group#

ホストグループの番号(00~feの16進数)

「Package Type」がiSCSIの場合は、iSCSI Target IDが出力されます。

CHB Location

ポートを搭載するCHBの名称

Package Type

CHB Locationで示されるCHBのタイプ

  • Fibreの場合:「16FC2(CHB)」、「32FC4R(CHB)」

  • iSCSIの場合:「10iSCSI2o(CHB)」、「10iSCSI2c(CHB)」

T10 PI Mode

ポートにT10 PIモードを適用できるかどうか

  • Enabled

  • Disabled

「Package Type」が次のタイプ以外の場合は、空白となります。

  • 「16FC2(CHB)」

  • 「32FC4R(CHB)」