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 システム管理者 クイックリファレンス


3.2.35 SVPとストレージシステムを接続するためのファイアウォールの設定

メモ

VSP E590およびVSP E790の場合、SVPとストレージシステムは、SVP内部のHUBだけを介して接続されるため、本項の内容は対象外です。

SVPとストレージシステムがファイアウォールを越えて通信するために、下記のポートを、SVPとストレージシステムの間に存在するネットワーク環境に登録してください。

プロトコルの種類と、使用するポートは次の表のとおりです。

プロトコル

ポート番号

通信の方向

TCP

10500

SVPからストレージシステムへ送信

ストレージシステムからSVPへ応答、送信

HTTP

80

HTTPS

443

ヒント

SVPで使用するポート番号は変更可能です。「付録M SVPで使用するポート番号の変更・初期化」を参照してください。

SVPで使用するポート番号を変更する際は、変更後のポート番号でファイアウォールが設定されます。

注意

ICMPのファイアウォール設定はしないでください。アラート通知が行われない可能性があります。設定の解除方法は、ファイアウォールを管理している管理者に依頼してください。