3.2.34 管理クライアントとSVPを接続するためのファイアウォールの設定
管理クライアントとSVPがファイアウォールを越えて通信するために、下記のポートを、管理クライアントとSVPの間に存在するネットワーク環境に登録してください。
なお、管理クライアントを使用せずに、SVPから直接管理GUIを操作する場合、下表のRMI、SLP、SMI-S以外のプロトコルのポートの登録は不要です。
プロトコルの種類と、使用するポートは次の表のとおりです。
プロトコル |
ポート番号 |
通信の方向 |
---|---|---|
HTTP |
80 |
管理クライアントからSVPへ送信 |
HTTPS |
443 |
|
RMI |
1099 |
|
RMI(SSL) |
5443 |
|
RMI |
51099 |
|
RMI |
51100-51355※ |
|
SLP |
427 |
|
SMI-S |
5989-6244※ |
- 注※
-
記載の範囲からストレージシステム登録時に未使用のポート番号が自動的に割り振られ、ファイアウォールも設定されます。
割り振られたポート番号は、ストレージシステム起動時に使用されます。
- ヒント
-
SVPで使用するポート番号は変更可能です。「付録M SVPで使用するポート番号の変更・初期化」を参照してください。
SVPで使用するポート番号を変更する際は、変更後のポート番号でファイアウォールが設定されます。
- 注意
-
ICMPのファイアウォール設定はしないでください。アラート通知が行われない可能性があります。設定の解除方法は、ファイアウォールを管理している管理者に依頼してください。