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 システム管理者 クイックリファレンス


1.1.4 ストレージシステムの管理モデル

本マニュアルでは、Hitachi Storage Advisor Embeddedと、Storage Navigatorをメインにしたストレージシステムの管理モデルを紹介します。ストレージシステムの用途に合わせて、どちらの構成を利用するかを判断してください。
  • Hitachi Storage Advisor Embedded を利用する構成

    詳細な設定を行なわずにすぐ運用を始めたい場合に適しています。ストレージシステムを単体で使用するなど比較的小規模なストレージ管理に向いています。

  • Storage Navigator を利用する構成

    ストレージリソースを詳細に設定管理する場合に適しています。複数のストレージシステムを連携させ、ストレージシステム間でリモートレプリケーションを行うなど比較的大規模なストレージ管理に向いています。

GUIの特徴比較

Hitachi Storage Advisor Embedded

Storage Navigator

物理ドライブとRAIDレベルを選択するだけで自動で容量効率が良いドライブ構成でプールを作成できます。

複数のドライブタイプを意識して、複数のプールやホストグループを作成できます。

プールからボリュームを簡単に作成できます。

性能チューニングオプション等を定義しながら作成・管理できます。

サーバにボリュームを割り当てる、という直観的な操作で、サーバが使うボリュームの定義とアクセスパスの設定が自動で行われます。

性能を考慮してアクセスパスの細かな設定が行えます。