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 システム管理者 クイックリファレンス


付録M.4 自動割り振りされたポート番号を再割り振りする

背景

ストレージシステムごとに自動的に割り振りされたポート番号を再度割り振りできます。

ストレージシステムに割り振られたポート番号が、他のアプリケーションで使用された場合は、そのポートに対して再割り振りされます。

メモ
  • 再割り振りするストレージシステムのサービスを停止してから再割り振りを実行してください。

    停止せずに実行した場合は、Storage Device List画面で対象のストレージシステムのサービスを停止してから、サービスを開始してください。

  • ストレージシステムのサービス開始時に割り振りされるDeviceJettyStartとDeviceJettyStopのポートは、再割り振りされません。

  • ポートを使用している機能を無効化した場合は、割り振りされているポート番号を削除します。

ヒント

管理クライアントからSVPにリモートデスクトップ接続して、SVPを操作することもできます。リモートデスクトップ接続を行う場合は、「付録L 管理クライアントからSVPへの接続方法」を参照してください。

操作手順

  1. 再割り振りするストレージシステムのStorage Navigatorをログアウトします。

  2. 再割り振りするストレージシステムのサービスを停止します。

  3. SVPでWindowsのコマンドプロンプトを管理者権限で起動します。

  4. カレントディレクトリをツールが存在するディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。

    cd /d C:\Mapp\wk\Supervisor\MappIniSet

    MappPortManageRenum.bat△[シリアル番号](任意)

    △:半角スペース

    []内:引数

    [シリアル番号]を省略した場合、Storage Device Listに登録した83-03-01-xx/00以上のストレージシステムに対して実行されます。

    ヒント

    C:\Mapp:ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリを示します。

    「C:\Mapp」以外をインストールディレクトリに指定した場合は、「C:\Mapp」を、指定のインストールディレクトリに置き換えてください。

  5. 再割り振りの実行確認メッセージが表示されます。

    処理を続行する場合、[y]を入力してからEnterキーを押してください。

    処理を取り消す場合、[n]を入力してからEnterキーを押してください。

  6. 完了メッセージが表示されます。

  7. 「続行するには何かキーを押してください...」 のメッセージが表示されます。任意のキーを入力します。

  8. コマンドプロンプトを閉じます。

  9. 再割り振りしたストレージシステムのサービスを開始します。