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 システム管理者 クイックリファレンス


3.1.7 管理サーバ(SVP)に必要なソフトウェア

SVPからストレージシステムを管理するために、ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアをインストールしてください。インストールには本製品に同梱されたSVPファームウェアメディアを使用します。

SVPを利用するには、お客様側で準備する方法と、弊社がSVP用に提供するサーバを購入する方法があります。

SVPに必要なソフトウェア

項目

仕様

SVPのOS

VSP G130, G150, G350, G370, G700, G900, VSP F350, F370, F700, F900

  • Windows 8.1 Professional(64bit版)

  • Windows Server 2012(R2含む)(64bit版)

  • Windows 10 Professional/Enterprise (64bit版)※1

  • Windows Server 2016(デスクトップエクスペリエンス搭載サーバ)(64bit版)

  • Windows Server 2019(デスクトップエクスペリエンス搭載サーバ)(64bit版)※4

VSP E990

  • Windows 8.1 Professional(64bit版)

  • Windows Server 2012(R2含む)(64bit版)

  • Windows 10 Professional/Enterprise(64bit版)※1

  • Windows Server 2016(デスクトップ エクスペリエンス搭載サーバー)(64bit 版)

Storage Navigatorと一緒にインストールされるソフトウェア

  • JavaまたはJRE(Java Runtime Environment)※2

  • Java(Client)またはJRE(Client)

  • VSP E990:Strawberry Perl

    VSP E990以外:StrawberryPerlまたはActivePerl※3

  • Apache

  • Jetty

  • OpenSSL

  • Adobe Flash Player

  • PuTTY(ssh2 対応)

注※1

SVPのOSがWindows 10 ProfessionalまたはWindows 10 Enterpriseの場合、管理クライアントはSVPと同じコンピュータを使用してください。

1台のコンピュータを仮想化ソフトウェアにより、複数の仮想マシンとして使用する場合も同様です。SVPのOSがWindows 10 ProfessionalまたはWindows 10 Enterpriseであれば管理クライアントはSVPと同じ仮想マシンを使用してください。

コマンドプロンプトの画面上で、不要なマウス操作を行わないでください。コマンドプロンプトから実行した処理が途中で停止してしまい、プロンプトが返ってこない事象が報告されてます。

注※2

88-03-23-xx/00以降のインストールメディアには、JRE(Java8)とJava(Java11以降)が含まれています。

88-03-23-xx/00未満のインストールメディアには、JRE(Java11未満)が含まれています。

注※3

下記のバージョンのインストールメディアを使用すると、StrawberryPerlがインストールされます。

  • 88-05-で始まる場合、88-05-01-x0/00以降

  • 88-04-で始まる場合、88-04-05-x0/00以降

  • 88-03-で始まる場合、88-03-30-x0/00以降

上記以外のインストールメディアを使用すると、フリーウェア版のActivePerlがインストールされます。

SVPソフトウェア(Storage Navigator)は、SVPソフトウェアのバージョンにかかわらず、StrawberryPerl、ActivePerlのどちらでも動作します。

注※4
  • SVPソフトウェアのバージョンは、88-06-01-x0/00以降を使用してください。

  • 本装置では、管理クライアントとしてStorage Navigatorを操作する機能をサポートしておりません。このため1台のプラットフォームで、SVPソフトウェアと管理クライアントを兼用できません。必ずSVPとは別のプラットフォームを用意し、管理クライアントとしてご使用ください。

  • SVPのAdobe AIR環境で動作するStorage Navigatorもサポートしていません。管理クライアントからSVPにアクセスして、Storage Navigatorを操作してください。

注意

ストレージ管理ソフトウェアと一緒にインストールされるJava(Client)またはJRE(Client)、およびAdobe Flash Playerは、「C:\Program Files」にインストールされます。

ただしJava(Client)またはJRE(Client)は、次の場合にインストールされません。

  • 88-03-23-xx/00未満のインストールメディアを使用し、かつJRE1.6以降のバージョンがインストールされている場合

  • 88-03-23-xx/00以降のインストールメディアを使用した場合

SVPのOS、またはインストールメディアが下記の場合、Adobe Flash Playerはインストールされません。
  • Windows 8.1 Pro

  • Windows Server 2012 (R2含む)

  • Windows 10

  • Windows Server 2016

  • 93-で始まるインストールメディア:93-02-03-x0/00 以降

  • 88-で始まるインストールメディア:88-06-03-x0/00 以降

メモ
  • ストレージ管理ソフトウェアと一緒にインストールされるJavaまたはJRE、Strawberry Perl(VSP E990)またはActivePerl(VSP E990以外)、Apache、Jetty、OpenSSL、およびPuTTY(ssh2対応)は、ストレージ管理ソフトウェア、およびSVPソフトウェアのインストールディレクトリ(デフォルトは、「C:\Mapp」)にインストールされます。このため、お客様がすでにこれらのソフトウェアを、SVPのC:\Program Filesにインストールされていても上書きされません。

  • JavaまたはJREと、Java(Client)またはJRE(Client)は使われ方が異なります。JavaまたはJREはSVPソフトウェアの内部処理で使われます。内部処理用のため、Windowsのコントロールパネル等には表示されません。Java(Client)またはJRE(Client)はブラウザがStorage Navigatorやmaintenance utilityを表示する際に使われます。