1.6.5 ペアが中断状態時にALUAモードを変更する
背景
GADペアが中断状態の場合、ALUAモードを変更できます。GAD ペアの再同期前にプライマリボリュームのALUAモードを有効にすると、GAD ペアを再同期するときに、セカンダリボリュームのALUAモードも有効になります。
前提条件
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サーバでALUAを使用できる設定になっていること。
操作手順
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サーバをシャットダウンします。
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GADペアを中断します。
pairsplit -g oraHA -IH0
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ALUAモードを有効にします。
raidcom modify ldev -ldev_id 0x2222 -alua enable -IH0
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GADペアを再同期します。
pairresync -g oraHA -IH0
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サーバを起動します。
- 注意
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サーバがすでに認識しているボリュームのALUA設定を変更する場合、サーバをシャットダウンしてから、ALUA設定を変更してください。設定変更後にサーバを起動して、ボリュームを認識させることで、サーバにALUA設定の変更が認識されます。
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サーバがオンライン中にALUA設定を変更した場合、サーバがALUA設定の変更を認識しなかったり、異常動作をする可能性があります。
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