Hitachi

 ボリュームミラーリング クイックリファレンス 


1.16.17 ペア削除ウィザード

〈この項の構成〉

(1) [ペア削除]画面

[図データ]

[選択したペア]テーブル

項目

説明

ローカルストレージシステム

ローカルストレージシステムに関する情報が表示されます。

  • [LDEV ID]:ボリュームのLDEV IDが表示されます。

  • [LDEV名]:ボリュームのLDEV名が表示されます。

  • [ペア位置]:ボリュームがプライマリボリュームかセカンダリボリュームかが表示されます。

  • [属性]:LDEVの属性が表示されます。

  • [容量]:ボリュームの容量が表示されます。

  • [CLPR]:ボリュームのCLPR IDが表示されます。

  • [I/Oモード]:ボリュームのI/Oモードが表示されます。

コピータイプ

コピーの種類が表示されます。

状態

ペア状態が表示されます。各状態の説明は、「1.1.11 GADのペア状態」を参照してください。

リモートストレージシステム

リモートストレージシステムに関する情報が表示されます。

  • [モデル/シリアル番号]:モデルとシリアル番号が表示されます。

  • [LDEV ID]:リモートストレージシステムのボリュームのLDEV IDが表示されます。

パスグループID

パスグループIDが表示されます。

ミラーID

ミラーIDが表示されます。

QuorumディスクID

QuorumディスクIDが表示されます。

CTG ID

コンシステンシーグループIDが表示されます。

Quorumディスク閉塞時ペア動作モード

Quorumディスクが閉塞したときのペア動作のモードが表示されます。

QuorumディスクにLDEVが設定されていない場合、またはGADペアが分割されている場合は、ハイフン(-)が表示されます。

  • [ペア維持(プライマリ/セカンダリ共にアクセス可)]:サーバからプライマリボリュームとセカンダリボリュームの両方へ接続できます。

  • [ペア維持(プライマリアクセス可/セカンダリアクセス不可)]:サーバからプライマリボリュームへ接続できます。プライマリボリュームへ書き込まれたデータは、セカンダリボリュームに書き込まれます。

  • [ペア中断]:サーバからプライマリボリュームへ接続できます。プライマリボリュームへ書き込まれたデータは、セカンダリボリュームに書き込まれません。

情報設定エリア

項目

説明

削除モード

削除モードを指定します。

  • [通常]:選択したペアが削除されます。

  • [強制]:選択したペアが強制削除されます。

    [強制]を選択すると、ローカルストレージシステムがリモートストレージシステムと通信できない場合でも、ペアは削除されます。リモートストレージシステムと通信できないローカルストレージシステムからのデバイスエンド(I/O完了信号)を待っている状態のサーバを解放し、サーバ操作を続行できます。

    注意:プライマリボリュームとセカンダリボリュームのI/Oモードが両方ともブロックのときだけ、[強制]を選択してください。I/Oモードがブロック以外の場合で、GADペアを強制削除したいときは、お問い合わせください。

    注意:[強制]を指定する場合は、正サイトと副サイトのストレージシステムの両方で、GADペアの削除が必要です。サーバから両方のボリュームへアクセスできる状態で、[ボリュームアクセス]に[有効]を指定してペアを強制削除すると、ボリュームの内容が一致せず、データ不正を引き起こすおそれがあります。そのため、次の順序でペアを強制削除してください。

    1. サーバから片方のボリュームへのアクセスを停止します。

    2. サーバからのアクセスを停止したボリュームについて、[ボリュームアクセス]に[無効]を指定してペアを強制削除します。

    3. サーバからのアクセスを継続するボリュームについて、[ボリュームアクセス]に[有効]を指定してペアを強制削除します。

ボリュームアクセス

ペアを削除したあとでサーバからアクセスさせるかどうかを指定します。

  • [有効]:ローカルストレージシステムのボリュームの仮想LDEV IDを残し、サーバからアクセスできるようにします。

  • [無効]:ローカルストレージシステムのボリュームの仮想LDEV IDを削除し、サーバからアクセスできないようにします。仮想属性にGAD予約を割り当てます。

(2) [設定確認]画面

[図データ]

[選択したペア]テーブル

項目

説明

ローカルストレージシステム

ローカルストレージシステムに関する情報が表示されます。

  • [LDEV ID]:ボリュームのLDEV IDが表示されます。

  • [LDEV名]:ボリュームのLDEV名が表示されます。

  • [ペア位置]:ボリュームがプライマリボリュームかセカンダリボリュームかが表示されます。

  • [属性]:LDEVの属性が表示されます。

  • [容量]:ボリュームの容量が表示されます。

  • [CLPR]:ボリュームのCLPR IDが表示されます。

  • [I/Oモード]:ボリュームのI/Oモードが表示されます。

コピータイプ

コピーの種類が表示されます。

状態

ペア状態が表示されます。各状態の説明は、「1.1.11 GADのペア状態」を参照してください。

削除モード

削除モードが表示されます。

ボリュームアクセス

ボリュームアクセスが表示されます。

リモートストレージシステム

リモートストレージシステムに関する情報が表示されます。

  • [モデル/シリアル番号]:モデルとシリアル番号が表示されます。

  • [LDEV ID]:リモートストレージシステムのボリュームのLDEV IDが表示されます。

パスグループID

パスグループIDが表示されます。

ミラーID

ミラーIDが表示されます。

QuorumディスクID

QuorumディスクIDが表示されます。

CTG ID

コンシステンシーグループIDが表示されます。

Quorumディスク閉塞時ペア動作モード

Quorumディスクが閉塞したときのペア動作のモードが表示されます。

QuorumディスクにLDEVが設定されていない場合、またはGADペアが分割されている場合は、ハイフン(-)が表示されます。

  • [ペア維持(プライマリ/セカンダリ共にアクセス可)]:サーバからプライマリボリュームとセカンダリボリュームの両方へ接続できます。

  • [ペア維持(プライマリアクセス可/セカンダリアクセス不可)]:サーバからプライマリボリュームへ接続できます。プライマリボリュームへ書き込まれたデータは、セカンダリボリュームに書き込まれます。

  • [ペア中断]:サーバからプライマリボリュームへ接続できます。プライマリボリュームへ書き込まれたデータは、セカンダリボリュームに書き込まれません。