Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.17.2 個別のジャーナル画面

[図データ]

[ジャーナル]から各ジャーナルを選択したときに表示される画面です。次のエリアから構成されています。

サマリ

項目

説明

ジャーナルID

ジャーナルのIDが表示されます。

属性

ジャーナルの属性が表示されます。

  • [マスタ]:マスタジャーナル

  • [リストア]:リストアジャーナル

  • [初期]:ジャーナルボリュームが登録されているが、データボリュームは登録されていないことを示します。

ジャーナルボリューム数

ジャーナルに登録されているジャーナルボリュームの数と最大数が表示されます。

ジャーナル容量

登録されているジャーナルボリュームの容量が表示されます。ジャーナルボリュームが2個登録されている場合は、2個のジャーナルボリュームの総容量からリザーブジャーナルボリュームの容量を差し引いた容量が表示されます。

データボリューム数

ジャーナルに関連するデータボリュームの数が表示されます。

デルタリシンクを用いる3DCマルチターゲット構成では、デルタリシンク用のミラーではないミラーのジャーナルに登録されているデータボリュームの数が表示されます。デルタリシンク用のミラー(状態が[Hold]、[Holding]、または[Hold(Failure)]のミラー)のジャーナルに登録されているデータボリュームの数は表示されません。

データ容量

関連するデータボリュームすべての総容量が表示されます。

デルタリシンクを用いる3DCマルチターゲット構成では、デルタリシンク用のミラーではないミラーのジャーナルに登録されているデータボリュームの総容量が表示されます。デルタリシンク用のミラー(状態が[Hold]、[Holding]、または[Hold(Failure)]のミラー)のジャーナルに登録されているデータボリュームの総容量は表示されません。

MPユニットID

MPユニットIDが表示されます。

暗号化

ジャーナルの暗号化状態が表示されます。

  • [有効]:暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

  • [無効]:非暗号化ボリュームで作成されたジャーナルです。

  • [混在]:ジャーナルボリュームが属するプールに次のどれか2つ以上が含まれている場合に表示されます。

    • 暗号化が有効なボリューム

    • 暗号化が無効なボリューム

    • 外部ボリューム

    注意:混在している状態のジャーナルではデータの暗号化が保証されません。データの暗号化を管理したい場合は、[暗号化]が[有効]または[無効]のジャーナルを使用してください。

  • [-]:ジャーナルボリュームが属するプールが外部ボリュームまたは閉塞しています。

ジャーナルボリューム流入制御

ホストI/Oへの応答を遅らせて、ジャーナルボリュームへ更新I/Oの流入を制限します。

  • [有効]:流入を制限します。

  • [無効]:流入を制限しません。

データあふれ監視時間

メタデータとジャーナルデータの満杯監視時間が表示されます。単位は秒です。[ジャーナルボリューム流入制御]が[無効]の場合、[-]が表示されます。

キャッシュモード

リストアジャーナル内のジャーナルデータをキャッシュに格納するかどうかが表示されます。

  • [有効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されます。キャッシュの空き容量が少なくなると、ジャーナルデータはジャーナルボリュームにも格納されます。

  • [無効]:ジャーナルデータはキャッシュに格納されず、ジャーナルボリュームに格納されます。

この設定は、マスタジャーナルでは無効になります。ただし、RAID Managerのhorctakeoverコマンドを使ってマスタジャーナルをリストアジャーナルに変えると、この設定は有効になります。

[ミラー]タブ

[ジャーナルボリューム]タブ

[図データ]