Hitachi

 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.15.18 デルタリシンク用URペアを作成する

GADの副サイトのストレージシステム操作用のインスタンスで、デルタリシンク用URペアを作成します。

ボリュームを共有するGADペアとデルタリシンク用URペアとでは、異なるミラーIDを指定します。

[図データ]

コマンド例

ジャーナルIDに0を指定して、デルタリシンク用URペアを作成します。デルタリシンク用のペアであることを示す-nocsusオプションを指定します。

paircreate -g oraDELTA -f async -vl -jp 0 -js 0 -nocsus -IH1

確認コマンド例

  1. プライマリボリュームのペア状態がPSUEであることを確認します。

    pairdisplay -g oraDELTA -fxce -IH1
    Group     PairVol(L/R)  (Port#,TID, LU),Seq#,  LDEV#.P/S,  
    Status,Fence, %,  P-LDEV#  M  CTG  JID  AP  EM  E-Seq#  E-LDEV#  R/W
    oraDELTA  dev3(L)       (CL1-A-1, 0, 1) 422222 4444. P-VOL 
    PSUE   ASYNC ,0   6666     -  0    0    -   -   -       -        -/-
    oraDELTA  dev3(R)       (CL1-A-1, 0, 1) 444444 6666. S-VOL 
    SSUS   ASYNC ,0   4444     -  0    0    -   -   -       -        -/-
  2. プライマリボリュームのジャーナルのミラー状態がPJNSであることを確認します。

    pairdisplay -g oraDELTA -v jnl -IH1
    JID  MU  CTG  JNLS  AP  U(%)  Q-Marker  Q-CNT  D-SZ(BLK)  Seq#   Num  LDEV#
    000  1   1    PJNS  4   21    43216fde  30     512345     62500  1    39321