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 リモートレプリケーション クイックリファレンス 


2.13.15 リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てる

背景

各サイトでリモートコマンドデバイスを設定したあと、リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てます。リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てると、デルタリシンクを実行できる状態になります。

前提条件

操作手順

  1. 次のどれかの方法で[リモートコマンドデバイス割り当て]画面を表示します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]-[リモートレプリケーション]を選択して、[ミラー]タブを表示し、ミラーのチェックボックスを1つ以上選択します。[他のタスク]-[リモートコマンドデバイス割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]-[ジャーナル]を選択して、ジャーナルIDを1つ選択します。[ミラー]タブを表示し、ミラーのチェックボックスを1つ以上選択し、[他のタスク]-[リモートコマンドデバイス割り当て]をクリックします。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]-[リモートレプリケーション]を選択して、[ミラー]タブを表示し、ミラーのチェックボックスを1つ以上選択します。[アクション]-[リモートレプリケーション]-[リモートコマンドデバイス割り当て]を選択します。

    • [ストレージシステム]ツリーから[レプリケーション]-[ジャーナル]を選択して、ジャーナルIDを1つ選択します。[ミラー]タブを表示し、ミラーのチェックボックスを1つ以上選択します。[アクション]-[リモートレプリケーション]-[リモートコマンドデバイス割り当て]を選択します。

  2. [利用可能なミラー]テーブルからミラーを選択します。

    • 正サイト

      TrueCopyの副サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、ミラーID 0を割り当ててください。

      Universal Replicatorの副サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、3DCマルチターゲット構成の通常のUniversal Replicatorペアで使用されているミラーIDを割り当ててください。

    • TrueCopyの副サイト

      正サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、ミラーID 0を割り当ててください。

      Universal Replicatorの副サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、デルタリシンク用のUniversal Replicatorペアで使用されているミラーIDを割り当ててください。

    • Universal Replicatorの副サイト

      Universal Replicatorの正サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、3DCマルチターゲット構成の通常のUniversal Replicatorペアで使用されているミラーIDを割り当ててください。

      TrueCopyの副サイトにマッピングされているリモートコマンドデバイスに、デルタリシンク用のUniversal Replicatorペアで使用されているミラーIDを割り当ててください。

  3. [リモートコマンドデバイス]から割り当てるリモートコマンドデバイスを選択します。

  4. [追加]をクリックします。

    リモートコマンドデバイスを割り当てるミラーが、[選択したミラー]テーブルに追加されます。追加されたミラーを[選択したミラー]テーブルから削除する場合は、削除するミラーを選択して[削除]をクリックします。

  5. [完了]をクリックします。

  6. [設定確認]画面で設定内容を確認し、[タスク名]にタスク名を入力します。

  7. [適用]をクリックします。タスクが登録され、[「適用」をクリックした後にタスク画面を表示]のチェックボックスにチェックマークを付けた場合は、[タスク]画面が表示されます。

リモートコマンドデバイスにミラーIDを割り当てることで、各ミラーにリモートコマンドデバイスが割り当てられます。ミラーにリモートコマンドデバイスが割り当てられているかどうかは、「個別のジャーナル画面」に表示されるテーブル内の[リモートコマンドデバイス]の欄に表示されます。